卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101420219

感想・レビュー・書評

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  • 何で死んじゃったんだろうって、本当にそれだけ。

  • あやさん大好き。とても素敵な文章を書く方です。
    痛々しいことも笑い飛ばせる彼女はとても強いと思います。
    読んでて笑えるんだけど、どこか切ない感じが何とも言えません。
    最後の香山氏の解説は泣ける。
    もう1回、がんばってみよーと思えます。

  • 要約できない。

  • 出版に至るまで、ご遺族の方の想いもいろいろあったんだろうなあ。直視して読むのは、私にはちょっと痛いけど、それだけまっすぐ。

  • こういうブログとか日記感覚のものに関して評価が甘いなと自分自身で感じますがお許しを・・・
    かなーーーーーり前に読んで最近また軽く読み返してみた作品。
    この作品で自分はリストカットとか精神疾患とか、
    心の傷に対して認識を持ち始めたのですが
    やっぱり血を見たいとかそういう理由で自分の腕を切るっていうのは何だか理解出来ない行動なんですよね。
    きっと私の人生経験が浅いからわからないんだと思います。
    今後生きている間にその感情を理解できる日が来てほしいって思います。
    多分、きっと私には見えない世界が見えている人たちなんだと思います。

    辛い感情を軽く冗談まじりで書いている部分があって、
    そういうとき彼女は強がりたかったのか、
    それともただ「書く」という使命から淡々とキーボードを動かしていたのか
    今の高校生か、それより前の時代の高校生ってこんなことが日常と隣り合わせだったのかと思うと
    なんだか切なくなります。

    不自由無い時代に生まれた自分達が、自分自身を傷つけないといけないって何だか不思議ですよね。

  • 彼女が生きてるうちに、逢いたかった。

  • 書籍として読んでしまったら駄目です。

    これが支持されたのは納得ですよ。ちゃんと読み手を意識して、楽しませようという工夫が見えます。
    生活はリストカットだの薬漬けだの壮絶ですが、可哀想ぶらないし、ちいとも深刻さを見せていません。サービス精神溢れるお嬢さんだったのでしょうな。

    宣伝どおりポップなのですが、日記であるにも関らずこれが彼女の本音だったとは到底思えませんし、まあ、どう消化していいのやら分かりません。

    08.11.06

  • 才能も友達も婚約者もいたのに、
    それでも死を選んでしまったんだね・・・
    どうにかして止めることは出来なかったのか。
    切なくなりました。

  • 卒業式までは生きたが、18歳の3月に自ら死を選んだ南条あや。今でもホームページ「南条あやの保護室」は残されている。

  • 明るい文章と空気で読みやすい。
    でも彼女は確かに色々なものを教えてくれた気がする。例えば命の尊さとか。

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