パーマネント神喜劇

著者 :
  • 新潮社
3.42
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本棚登録 : 1315
感想 : 213
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103360124

感想・レビュー・書評

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  • 幸せな話じゃん
    結構好き
    表題の「パーマネント神喜劇」は切なさというか他の3作が色ついてるのに対して灰色っぽい冷たい悲しい空気感だったけど最後はどれよりも温かかった
    素敵な喜劇でした

  • 神喜劇の名の通り主人公は神様。神様の喜劇。万城目学は初期の方が個人的には好みかな。次回作も読むけどさ。

  • 序盤は、話の展開が面白く、笑える所があって良かった。

    お参りに行きたくなるし、何なら同じような体験に巡り会えないかなとも思ってしまう。

  • 読みやすい。平和。非現実的。神様になりたい。こんな神様をボディガードに雇いたい。面白い。番外編や続編を期待する。

  • 2021/1/17
    面白くない、どうした万城目先生。

  • はじめは何がなんやらわけがわからなくって
    読み進めてるうちにどんどん引き込まれていって
    いつの間にやら万城目ワールドの住人になっている

    その感覚が心地よくって、ぼくは彼の作品を見つけると読んでいる

    この作品はその世界に入れ込めなかったなぁ
    6、7冊目になるけど初めてだ

  • 913
    学生選書

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000124926

  • 最後まで入り込めず、だらだらと読んでしまったかな。

  • さいきんの著者とは相性があまりよくない

  • もっと楽しいと思って買った。題名が内容とリンクしない。

  • 2017/12/4読了。

  • 関西弁の神様は夢をかなえるゾウとかぶるところあり。
    近作の重さ暗さはなくて初期のユーモア路線ではあるんだけど破天荒さが物足りない。

  • 相変わらず独自の世界観
    あまり頭には残らないが、すっと読めてしまう。

  • デートの途中、突然時が止まった。動かない街に現れたのは、「神」と名乗るアヤしげな男たちで…。心ぬくもる、神頼みエンタメ。

    他の本に既出の短編も再収録して、何とか1冊の本にしたという感じ。二人で会話しているのに、一人が相手の発言を全て疑問形で聞き返す形での会話表現は鬱陶しかった。とにかくあの奇想天外な万城目ワールドを期待している身には寂しい作品だった。
    (Ⅾ)

  • 疲れていて難しい本は読みたくない、リラックスして楽しい気分になれる本を読みたい…と思って本屋をさまよっていたところ、この本に出会いました。読んでみて、実に私の欲求にフィットしていた。
    コミカルに描かれる末端の神の奮闘ぶりに読んでいて思わずくすりと笑ってしまう場面もあった。

  • 7月31日読了。図書館。

  • ハデなシャツを着ているという縁結びの神様の一人語りが楽しい小説でした。ラストは素敵なパワーを感じられました。
    連作短篇ということでちょっとこじんまりした感じはいなめないけど、こういう雰囲気は大好き♪
    最初の話はだいぶ前に「世にも奇妙な物語」でドラマになった話だそうで、伊東四朗と遠藤憲一が二人の神様を演じていたとか。見たかったな~~。
    最後の話にでてきた<かのこちゃん>はあのかのこちゃんなのね。バベル九朔も出てきたのも楽しかった。

  • 初読。図書館。万城目さんらしいぶっとんだ設定で楽しく読めた。なのに、今までの作品から得られた読後の満足感がないのはなぜだろう。長編というには話がブツ切れしてるし、連作短編というには連なりに面白い仕掛けがない。それぞれの縁結び方法は面白いんだけどな。万城目さんは地震をこのように小説に組み込みましたか。日常の細部に宿る地震への緊張感と喪失感がよく伝わってきた。が、大神様のくだりはよくわからなかった。

  • これぞ、万城目学。面白かった!

    万城目作品の「バベル九朔」や「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」も登場してくるので、万城目ファンにはうれしい。

    かのこちゃんの父ってことは、
    「鹿男あおによし」のあの人ってことだよね?
    弟の名前が気になるな~。

    シュンとシュンだけ、読んだことある感があったんだけど、
    アンソロジーで収録されてて、本当に読んだやつだった。
    自分の記憶力にびっくりした。

  • -2017/07/26
    ▶︎全編 神様が呟く形式なので、話の展開が分かりづらい。スーッと入りにくいので、ページを繰っていくのも苛立ちがある。期待した分 残念。

  • まあそこそこ面白い。値段1300円と安くてやる気満々なので、どうかみなさん読んでね。あ、m(_~_)m(すまぬw) すまぬ。m(_w_)m

  • 神頼み

  • 神さまも大変だ!ノルマがあったり報告書作成したり、昇進試験があったり。だからちょっとでも美味しい話があれば、心が揺らいでしまう笑そこで悪魔の囁きに勝てるか否かで神の度量も変わってくる。全編に渡り活躍(?)する神様の気持ちの揺らぎが絶妙でとても親近感がわく。でもなんだかんだ行って正しい判断を下すところも好感触。バベル九朔やかのこちゃんなど万城目作品に馴染み深いワードも出てきてファンには嬉しい設計。最終話の神の復活シーン、そうくるか!奇跡が重なってまた会うことができてよかった。さて、参拝にでも行ってくるかな。

  • 万城目さんらしくて好きでした。バベルも風太郎も良かったけど少しテイストが違ったので…

  • あっという間に読んでしまった。

  • まあ面白かった。

  • ベタっぽい笑いと、いくらか都合のいい展開(?)はまさに「神喜劇」。くつろいで楽しめる、期待以上の純エンタメでした。
    こんな大らかな神様、本当に会えたらいいなあ(マジメに)。

  • 万城目さんだぁ。万城目さんの世界だ。大好きです。バベル九朔やかのこちゃんも登場して楽しいことこの上ない♪日本は色々困ったことのある国だけどこの国を守る神様はとても頼りがいがあって人間臭い。最後は泣けました。ありがとうございます、お願いします。何気なく口にする言葉は言霊で神様に届く。奇跡も起きれば神風も吹く。でもそれは神様的には奇跡でも神風でもないのかもしれない。この国は、この神様達に守られ安泰だ、と思えるほっこりした読後。神様に願って、叶った人達のドタバタ劇は新喜劇、いや、神喜劇ですね☆

  • 万城目さんの新作だけど、語り言葉でちょっと読み難いかな。まあ、いろいろ工夫して来られる方ですねえ。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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