- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120047657
感想・レビュー・書評
-
読み始めた時は、リアルすぎて暗い気持ちになるなーと思っていたのですが、読み進めるうち、登場人物のキャラが立ってきて、ページをめくる指が止まらなくなりました。
やっぱり老後資金準備って大変だなーと思いつつ、日々の楽しみと張り合いと人間関係も大切にしないと、と晴れ晴れした気分にもなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話の内容がリアルで、読みすすめるたびに
どうしよう、どうなるんだろうとやきもきとしました。
お金がないとそれだけで周りの人が羨ましくなったり
将来がものすごく心配になって暗くなったり…過去を後悔したり。
お金はやはり大事ですね。
それだけでは生きていけないけど、
無いと困るし不安になる。
最後は緩やかに上昇というか良い方へ向かっていく感じだったのでホッとしました。
将来に備えるとともに今も充実させるのは難しいけどやっていきたいなと思いました。 -
happyiendのホームドラマ。老後の年金問題を掘り下げたものかと思ったが、ホームドラマ。義祖母が痛快であった。
-
2016/12/23作者が同世代(S34生)でよく状況を掴んでいる。前半は特に面白い。★4
-
老後の資金がありません。
-
老後の資金がありません…
他人事とは思えない(笑)
タイトルに反して内容はコミカルに描かれているが、中々厳しい現実を突きつけられてる気がする。
親の葬式に関しては勉強になるな。 -
2019.06.25
-
現実社会を顧みながら前半部分は重かった。なぜかページがなかなか進まない。だが後半から現実離れ感が増してきてだんだんと読むスピードが速くなってくる。
これが現実なのだろうか、そうは思いたくないが小説を形をとっていてももし現実だとすれば社会の一員として考え直す時に来ているのかもしれないな。 -
前半のあるあるから、自然と非日常に入り込む中盤からの終盤での一気の回収まで、いつもの垣谷節。
リアリティの大部は具体的な金額にあるのだろう。いつもながら著者の綿密な調査に感服。
救いのある結末が、また次の本も手に取りたくなる要因かな。