- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120048517
感想・レビュー・書評
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中村文則さんがお勧めしていた本がどれも凄く惹かれた。中村さんの文の書き方が好きなのかもしらない。中村さんの本も色々読んでみたい。
源氏物語や文豪の小説は全然手に取ってこなかったが、この本を読んで、それらも読んでみたいなと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでも読んでも読みたい本が沢山ある。
また増えていく~~~ -
好きな作家たちのおすすめの本を知るのはすごく楽しい。
私と同じように作家たちも自分だけかも…という思いから、誰かの文章によって救われ許しにしがみつこうとしていること、それを言語化されたことに救われる。
好きと思う文章に触れるほど自分の言葉を失っているような感覚があったけど、好きな文章が自分を運ぶという美しい表現に込められた思いに好きな文章を集めたいと思えた。 -
『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウ、『道化師の蝶』の円城塔ら気鋭の小説家たちが若い人たちに贈る読書案内です。この本のいいところは
①最初に自己紹介として自分の作品を紹介☞これ、めずらしいかもです。本人の解説というのは興味深いです。
②つづくおすすめの本の紹介☞紹介者の読書体験から始まる短いコメントで読みたくなります。
③紹介されている本が古典から現代の小説までバラエティに
富んでいる上に入手しやすい。☞☞☞おすすめします。 -
6人の現役小説家たちがお勧めの本を紹介。
表紙のかわいらしいイラストから察するに、若者向けなのでしょうか?(このイラストは本を手にとりたくなる感を高めてくれます)
そして皆さま、それぞれ「らしい」選択。
朝井リョウさんは、やはり若い選択。リアルタイムの小説を推薦。
円城塔 さんは、あえて往年の文学名作を紹介。
と、キャラクターを裏切らないセレクション。
新聞に掲載された内容だからなのだろうか、紹介文が短め。もう少し長い方が嬉しい。なので、紹介本に興味が湧くというよりは、紹介している作者に興味が湧く。
恥ずかしながら名前を存じ上げていなかった佐川光晴さん、窪美澄さんの魅力に気付いた。ぜひ小説を読んでみたい。
あとは、大岡昇平の「俘虜記」。いつか読まなければ。
そもそも、小説を読む時間をあまりとれていない現状を痛感。反省。 -
興味ある本は読んでみよう。
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6人の作家さんが、自分の著書1冊と、オススメの本を9冊、計10冊紹介してくれる。
こういうものばかり読んでいると読みたい本が増えすぎてパンクしてしまうので少し控えなければ…。でも読みたいものが尽きないのは幸せなことですね。 -
"おおむね、蝶がひらひらと、人の頭を何度も出たり入ったりしながら飛んでいくようなお話です。"[p.172_円城塔 自分はどこまで信用できるか 円城塔『道化師の蝶』]