地下鉄のザジ (中公文庫 C 11)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122001367

感想・レビュー・書評

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  • 全然わかんねえ。どこがいいのか、なぜ残っているのか、全く理解できなかった。全然面白くなかった。面白くないのが、逆に面白いのだろうか?たぶん、この本自体が「けつくらえ」面白くない小説は小説じゃねえ。何かしらの‘世界’を求めて、本を読むんだと思っている。「地下鉄のザジ」の世界も「地下鉄のザジ」の世界ではあるんだろうけど、どうも納得できない。全く笑えなかったし。

  • キュートなザジと仲間たち。
    これを読むと、純日本人の私がこんなところで暮らせるわけがないって思うけど、それでもやっぱり憧れてしまうパリ。なんなんでしょう。

  • 田舎からはじめてパリへやってきた、お転婆娘ザジの、愉快ツーカイ大冒険。
    おかまストリッパーの叔父さんをはじめ、変ちくりんな大人たちをひっかき回して けつ喰らえ!
    はちゃめちゃをくり広げるから、ついといで!
    「あたし宇宙飛行士になるわ。宇宙飛行士になって火星人をいじめに行くんだ!」

  • 映画の方も好き。ザジがかわいすぎて、コマ送りとか技法がおもしろい。よくわかんないけどヌーヴェルヴァーグの時期なのかな。

  • 「人間は一生誰かから侮辱されっぱなしさ」

  • 10歳から12歳位の少女は洋の東西を問わずテロリストのような思考と発言をしたりする。大人の世界の欺瞞を涼しい顔で挑発し暴きたて。文章と翻訳がシック。

  • ロッタちゃんみたいな感じだと思いきや違った。
    バイトから帰ってひたすら読んでいたら
    ザー菜のつけものをページに落とした。
    地下鉄のザジを読みながらザー菜の漬物をページに落とした人なんて
    世界中に一人だけだと思ったらとってもうれしくなった。

  • エンターテイメント☆あんま裏読みとかしないでそのまんま楽しめば十分な感じ!

  • ケツ喰らえ!

  • さすがに翻訳が古い気がする。

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著者プロフィール

一九〇三年ル・アーヴル生まれ。パリ大学で哲学を学び、シュルレアリスム運動に参加。離脱後、三三年に「ヌーヴォ・ロマン」の先駆的作品となる処女作『はまむぎ』を刊行。五九年に『地下鉄のザジ』がベストセラーとなり、翌年、映画化され世界的に注目を集める。その後も六〇年に発足した潜在的文学工房「ウリポ」に参加するなど新たな文学表現の探究を続けた。その他の小説に『きびしい冬』『わが友ピエロ』『文体練習』『聖グラングラン祭』など、詩集に『百兆の詩篇』などがある。一九七六年没。

「2021年 『地下鉄のザジ 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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