- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163757704
感想・レビュー・書評
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講座紹介
物理学を学ぶことの特権
物理学は測定できなければならない
息を呑むほどに美しいニュートンの法則
人間はどこまで深く潜ることができるか
虹の彼方にー光の不思議を探る
ビッグバンはどんな音がしたのか
電気の奇跡
磁力のミステリー
エネルギー保存の法則
まったく新しい天文学の誕生
気球で宇宙からのX線をとらえる
中性子星からブラックホールへ
天空の舞踏
謎のX線爆発
世界が違って見えてくる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校の時の物理の先生が良くって物理が好きになりました。教師によって人生って変わるんだな。
そんな先生に恵まれなかった人も、この本を読むと物理が好きになるかも。高校生ぐらいで本書に出会えたら幸せだろうな。 -
個人的には本当に大好き。論理と情熱が相まってる。いい意味でももちわるい意味でも
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現象の中にある物理の世界。
その美しき世界。 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00182151 -
目の前のボールの転がりから虹まで、素粒子から宇宙の大構造まで。この世はいかにしてかくあるのか。それをこたえるのが物理学で、その美しさを遺憾なく伝えてくれる良書でした。最後の2ページが感動的。授業の最後に、マクスウェルの4つの方程式を伝える授業をするのだとか。でも、それは忘れて構わない。確実に世界を見る目が変わっているからと。感動せざるを得ない!
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とても面白かった!
以前から興味があった宇宙と物理学が密接に関わっていることにワクワクしながら、誰にとっても平等に存在している様々な事象を物理学のメガネで覗くような作業で、ほんとに面白かった。
実際の講義は体験型で、ネットでその様子をみることができる。
擬似体験することで、自分自身も理解が深まるし、MITの授業が受けられるなんて、すごい世の中になったものだ!
文系で理数感覚がない私でも楽しめた。
もちろん、理解できないところが多いので、理解を深めてからまた読み返したいな。 -
著者はMITの名物物理学教授ウォルター・ルーウィン。物理学を学ぶ楽しさを学生に伝えたいという著者の情熱は字面からひしひしと伝わってくるが、手に取ったタイミングが悪かったのか、本書の魅力をじっくり味わうことができなかった。私に科学的素養がなさすぎて、魅力を汲み尽くせないのが問題なのだろう。
記憶に残ったトリビアを一点。
人間は立っているときより寝ているときの方が背が高い。教室で185.2cmの学生を使って測定したら、2.5cm(測定誤差を勘案すると2.3cm)の差があった。寝ている間にジワジワ伸びるとか、起きて活動する一日のうちにジワジワ縮むというのならまだしも、即座に伸びる値としてはけっこう大きいなあと思った。宇宙飛行士の身長は宇宙空間で平均3%伸びるので、あらかじめそれを見越したサイズの宇宙服を着用するそうな。初期の宇宙飛行では窮屈になって困ったらしい。
立っているときと寝ているときの身長差から、軟骨の厚さや関節の柔らかさなんかが推定できるかもしれない、と愚考した。運動パフォーマンスや健康寿命に関する有益な知見が得られるかも。 -
理系の方は是非一読を。
勉強になります。 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、3階開架 請求記号:420//L58