新装版 翔ぶが如く (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-94)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105945

感想・レビュー・書評

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  • 一度めげて途中でやめたものの再読

  • 洪いなる鐘も、撞くものがなければ、ただ「悲」な存在。

  • 警視庁の創設者、川路大警視が出てくる事から手に取った一冊。司馬史観が随所に盛り込まれ、余談は多いが面白い。征韓論の背景として、革命家は自国の革命を輸出したがるものとの分析に納得させられた。フランス革命しかりロシア革命しかり。

  • もうよか。

  • 今まで読んだ筆者の歴史小説とは異なり、物語調でなく、歴史背景を十分に説明したのが本作。序盤は、正直楽しめない部分が少なくなかったが、途中から竜馬や容堂と、薩摩藩の関わりが述べられてい件などがあり、下地の知識があるからか関心を持って読めた。

    大久保と西郷がどう役割分担をしながら、国づくりにいそしんでいったのか次巻からの展開に期待。

    再読

    初読時は、「龍馬がゆく」との違いに面白さを感じずらかった。今回は、学術書数冊から知識を仕入れたこともあり、読みやすかった。

    各人考えは違えど、独自の国家観を持ち、日本を築きあげなけてはという思いの強さは同じ。考えの違いから、その人がどんな人かを、筆者は上手く浮かび上がらせている。

  • まだ先は長い…

  • 1年かけて10冊読みます。

  • 司馬遼太郎をだいたい時代順に読んできたけど、このシリーズでもう終りにしよう。内容も盛り上りに欠けるし。。

  • 西郷隆盛を中心に維新後の人間模様を描く。
    合わなければわからない西郷の魅力。
    考え方は違っても、それぞれの理想を追求して
    維新後の日本を作ろうとしている人たち。
    西郷に認められ警視庁をつくる川路、
    西郷の懐刀、近衛軍を指揮する桐野
    同じ薩摩出身でも考え方がの相違で
    対立しながらも認めあう大久保。
    それぞれの気概ある人物像が描かれる

  • 学校で習う歴史には色がなかったけれど、司馬遼太郎さんの本で読むと歴史にも色が付く。

    西郷隆盛は不思議な人だ。
    何か滑稽さをまとっているように感じるが、作中ではそれは悲哀のようなニュアンスとなっているようだ。ピンとこなかったのだが。
    この人のどこに魅力・実力があるのか、読み進めて見極めてみたい。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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