新装版 翔ぶが如く (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-94)

著者 :
  • 文藝春秋
3.72
  • (173)
  • (295)
  • (324)
  • (28)
  • (7)
本棚登録 : 2529
感想 : 202
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105945

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 征韓論で燻っている頃の話。
    龍馬が行くを読んだ後の方が登場人物の重なりなどあって面白い

  • 九州旅行に行く前に読もうとしたが、なかなか進まず、、、作者は西郷隆盛のことがすごく好きなのかな。

  • 征韓論。なぜ急にこんな論が持ち上がったのか、と不思議に思ってました。やはり一概に語れるものでは無いんですね

  • 西郷は革命の成功者でありながら、革命か引き起こすであろう惨禍のほうを一身て引き受けようとした。古今東西こういう革命家は存在しなかった。
    通常革命後、反動で反革命運動が起これば、それを新政府軍で殲滅するのが、「反革命層のほうが、あわれだ」という革命家が、どこにあるであろう。179

  • 「尊王攘夷」のスローガンで始まった筈の倒幕運動から、明治維新が為ってみたら、幕末からの開国方針が何も変わっていないという、この歴史の流れが、長らく釈然としなかったのだが、これを読んで、漸く腑に落ちたというか――当時の士族達も釈然としなくて、だからあちこちで士族の反乱が起きて、最終的に西南戦争に至ったのね、と。しかし、旧支配層の武士は既得権益を取り上げられ、庶民は税金やら兵役やら負担が激増した、この明治維新という大改革が、よく破綻・瓦解しなかったものだという、新たな疑問が湧いてきた。

  • 読めばきっと大久保利通を好きになる作品。
    司馬遼太郎の良いところは、好きな登場人物を持ち上げ過ぎないところじゃないかと思う。長州人のこと好きだよね?・・・ね?

  • まあまあ面白い。

  • おもしろい。

  • 西郷は竜馬の引き立て役なのか!

  • 久しぶりに読み返したらややイメージが違かった。
    学生時代に結構読んだ司馬遼太郎、今読むとまた含蓄が違う。
    時代が令和になっても面白い。
    情報量が多いので面白かった所は忘れないようにマーキングしておこう。

全202件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遼太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×