- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167190064
感想・レビュー・書評
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2014年2月15日読了。
8つの短編集。それぞれ短編の主人公の目の前で起きている事象とその事象の合間に回想している事柄が描写されている。その内容はいずれも、どこか寂しさのある日本の街の一幕。
横浜に住むようになって、10年近くになる自分が、少しだけそのストーリーに重なるところがあるような気がしながら読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
村上龍さん、最近はあまり自分に合わなくなってきているようだ。
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日常に近い内容が淡々と描かれていて、特にオチもない。何が面白いのかよくわからないが、文章力が高いからかなんとなく最後まで読んだ。
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誰にも言えない気持ち。
言葉にならない感覚。
誰とも共有したことがない不安や混乱が、そのにはあって、なんだかホッとできる世界。
ひとは弱くて、
どうしても過去にとらわれがちになってしまうのが、混沌と描かれる。
誰もそれに気づけなくて、そこから抜け出せない。
131117読了。
空港にて。すごく共感できる。
期待と後悔と希望と不安と
戸惑いと流されて行く様子が。
自立することや
たよることや
いろいろなこと。 -
村上龍さんの作品は、初読。姉が好んで読んでいたから、抵抗があって今までなかなか手に取れなかった。登場人物個人の希望、か。情景描写ばかりで飽きるかと思いきや、直ぐに慣れた不思議。ラストの彼女に希望があってよかった。
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空港で買った
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何だか、表現がしつこい気がする。
これが時間を凝縮した手法の効果なのかな。
一応、「希望」がテーマのようだけれど、
とてつもなく絶望的ではないが、未来に希望があるとも感じられない。
現実の希望なんてそんなものだ、ということだろうか。
なんだかぬるま湯につかっているような気分でした。
はやり、村上龍さんは長編を読むべきか。 -
心がぽっかり空くような
不思議な感覚。
ゆったりと読み込む本。 -
義足の話だけ覚えてる