新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫) (文春文庫 ひ 7-5)
- 文藝春秋 (2007年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167531058
感想・レビュー・書評
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非常にテンポが良く楽しく読めた。都合の良すぎるきらいはあるが、登場人物の個性が際立っていた良い作品だと思う。
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7月-18。3.0点。
高校の同級生女子が、自殺。父親が刑事の主人公が、ヤクザの娘の同級生と、謎を解いて行く。
読みやすいし、主人公のクールさが、駄目な人は、駄目だろう。 -
なんてことない普通のミステリーって感じ。
でも、主要人物のキャラが立ってて、飽きずに読めました。
特に、主人公シュンの行動やセリフからの人物像が全くつかめない!
ここまで捉えどころのない主人公もめずらしいんじゃないか。
それとも私の想像力が弱いのか、どっちかだな。 -
なんだろう、あんまりしっくりこなかった、かも…。
ストーリー自体(も若干後味悪かったけど)とゆうより主人公がちょっと苦手だったかもしらん。残念。 -
処女作にして名作。のちの作品に比べると描写の緻密さに欠くが、それがむしろ風通しの良さに繋がっている。終わり方だけが、本当に残念。
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夏の暑さと青空、そして主人公を囲む登場人物のキャラクターが印象的だった。20年以上前の作品だけに10円玉を用意するシーンがあったりと少し古い感じがしないではないが、それを差し引いてもなかなか楽しめる。謎解きということでは少し物足りないが、それを補ってなお余る生き生きとした登場人物の描写でこの評価。ただ主人公がハードボイルドにあこがれているかのような会話をする割に愛読書がフレドリックブラウンなのはいただけなかった。
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高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが...。開高健から「風俗描写が、とくにその“かるみ”が、しなやかで、的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。
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「夏休み」+「高校生」+「恋愛」+「殺人」=「青春ミステリー」
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まるでラノベのような本です。
文自体は非常に読みやすく、話もさくさく進んでいくので飽きません。
ただ、あなたはこの本を読み終えたとき、こう思うでしょう。
リア充爆発しろ、と。