新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫) (文春文庫 ひ 7-5)
- 文藝春秋 (2007年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167531058
感想・レビュー・書評
-
飽きずに面白く読めた。
人生を斜めから見たような
主人公、17歳の少年も
最後は衝撃を隠しきれない感じ。
勝ち逃げ・・みたいにならす
真犯人をみつけ、真相を探れたのは
お見事。
17歳のわりには、老けた会話に笑える。
時代を越えて、10代の少年少女は美しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わってから知りました。
この本1988年の作品なんですね!
たしかに携帯やネットなんかが出てこないとは思っていたけど・・・
でもそんなことは関係ないですね、面白ければ。
ただ主人公が凄すぎる気がして・・・ -
刑事の父親を持つ高校生と、夏のある事件のお話。
青春モノを期待して買ったのですが、どっちかというと
これは推理小説ですね。しかも、2時間サスペンスドラマに
あるようなかんじ。事件そのものは全然複雑じゃない。
主人公&父親&同級生の女の子。
みんな一癖もふた癖もあるようなアジのあるキャラなので
全体的には面白かったのですが、推理小説じゃなくて
恋愛・青春モノにしてくれた方がもっと楽しめたような気が…
主人公と○○さんとの仲も結局描ききれてないし、
なーんかもったいないかんじだなぁ~
携帯なんて普及する前に書かれた話にしては違和感なく
読み進められたのは、「時間」に縛られない魅力はあるって
ことでしょうかね。この点は素敵だと思いました。 -
高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが…。開高健から「風俗描写が、とくにその“かるみ”が、しなやかで、的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。
-
本書は夏が来ると読みたくなる青春ミステリーの名作である。昔、映画化されましたが、ストーリーは変わっているし駄作でした。(ヒロインを演じた和久井映見は可愛いかったけど)
本書は何回読んでもニヤリと笑ってしまいます。 -
昭和の香りのする青春ミステリ 漂う気だるさと暑さが妙に心地良い 主人公への好みは読み手によっては賛否別れるのでは?
-
2011/10/25
自宅 -
ミステリーの謎としては軽いけど、飽きずに読めた。解説を読んで、恋する高校生の可愛さが、青春ストーリーだった。