新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫) (文春文庫 ひ 7-5)
- 文藝春秋 (2007年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167531058
感想・レビュー・書評
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爽やかな青春ミステリー。謎解きしながら、キュンキュンした。
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著者の作品『ピース』を読み、ファンになった。
ただ、どうやら『ピース』の評価は分かれるようで、あまり女性
には好まれない様子(あるレビュアーの方によれば)。
それでも、この作品『ぼくと、ぼくらの夏』は女性にも読み
やすいということだったので、それに従って読んでみた。
自殺した同級生の、事件の真相を探る物語。
主人公の高校生が、いい。これがハードボイルドというものか。
どこかで見たようなキャラに感じるのは僕個人のデジャブか。
途中で、こいつ怪しいなと思わせる箇所もあるが、自分の予想
したとおりの展開にはならず、期待を裏切らない。
名作と言われるだけあり確かに面白かった。 -
すごぉ~~くよかった。
大好きです。
かなり前に書かれた本なので、確かに古色蒼然(*^_^*)としている、というところはあるけど、きっちり楽しませてもらいました。
詳しい感想は今、時間がなくて書けないので、ただ、よかったとだけ。(*^_^*)-
じゅんさんも楽しまれましたか(^^)
私もず~っと前に読んで細かなことはわすれているのですが(汗)面白かったという印象があります。
夏休...じゅんさんも楽しまれましたか(^^)
私もず~っと前に読んで細かなことはわすれているのですが(汗)面白かったという印象があります。
夏休みの一冊、て感じでしょうか。
自分ではあまり読めていませんが、じゅんさんはじめとして他の方のレビューは楽しく拝見しています。
連日の猛暑、本でも読んでひと時楽しみたいですね。お体大切に・・・
2012/08/03 -
>そよかぜ様
お元気でしたか?(*^_^*)コメントありがとうございます。私、今回初めて読んだのですが、とっても好きだった本なのよ!と言っ...>そよかぜ様
お元気でしたか?(*^_^*)コメントありがとうございます。私、今回初めて読んだのですが、とっても好きだった本なのよ!と言ってくれる人が多くて嬉しくなっちゃってます。ホント暑い毎日ですから、そよかぜさんもお身体大切に!お互い、いい秋を迎えたいですね。2012/08/04
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樋口さん、ずっと気になってて、ようやく読み始めました。
本当は純文学をやりたかったらしいのですが、無理くり書いたミステリが賞を取ったそうです。
飄々とした高校生の男の子に、気の強い高校生の女の子。
ちょっととぼけたお父さん、如何にも裏ありげな美人教師。
煙草、コーヒー、レモンスカッシュ、夏。
青春ミステリの歴史的名作、と明記されているだけのことはあります。
平成に読んでも色褪せない。うーん、たまらん。 -
あることをきっかけに、主人公の男の子がクラスの女の子に引っ張り回されながらも、事件を解決しようと奮闘するお話。
ありきたりな話のようなのに、ハマりました。
物語の見せ方がうまい。冗談もうまい。思わずむふって笑っちゃうような会話のやりとりがあったりして。
樋口さんの小説で共通してるのは、主人公の性格が無神経なようだけど、実は優しいところ…のように思います。
好になった女子に、なおさら優しいところは、人間としての未熟さを感じるけど、そこがまた良いです。
高校生だから、少し青い感じもたまらなく好きです。
青春っぽくて良い。冬なのに暑さを感じました。 -
とにかく好きな一冊。
携帯がまだなくて、高校生がタバコ吸ってたりする時代背景なのに、今読んでも古臭さを全く感じない。主人公の台詞にいちいちセンスを感じるし、文章も読みやすい。ミステリーなのに、読後はさっぱりして気持ちが良いです。題名に惹かれて購入しましたが、題名通りの内容です。
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2013年4月5日
ハードボイルド?
ワイズクラックが効いててかなり好きでした。 -
もう25年前の作品?確かに、作品内の高校生たちは、私とは違う感性を持ってそうだった。世代的には、私たちの上司くらいか。でも、違和感はあまりなく、するする読める。主人公のひねくれた会話が、逆に小気味いい。