- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167729011
感想・レビュー・書評
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正直物語終盤まではちょっと退屈してしまっていた。
うじうじと内省的だったり、最後に死をえらんでしまう人は共感できない。
ただ、あれだけ伏線が張られながら、最後の結末は想定していなかった。なるほどと思わせられた。その意味でミステリーとしては面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019.11.5読了
多くの恩田さんの作品を読んでいないが、話の中の言葉や文脈は個人的には好き。
想像性をかきたてたり、心地よくなる言葉が使われている。
この本のストーリーとしては、個人的には入り込めず、途中読み進むスピードが落ちた。
旅と人間模様とある種のミステリー。と個人的には好みのタイプの筈だけど…
登場人物と展開と結末が個人的に好みから外れてたかな。という印象。
ただ、言葉や表現はただ素敵。
また、時間を置いて読んだら印象変わるのだろうか…
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2019/7-8月
ちょっと家系図よくわからない。。。ん? -
んー。
面白いような。そうでも無いような。 -
行方不明になっている兄の恋人だという女性と兄の手がかりを探しに奈良に向かった主人公の静。道中見えてくるいろいろな嘘に戸惑いながら旅は進んでいく...奈良のいくつものお寺を回りたくなる小説です。普通のガイドブックより、こういう小説を持ってこの通りに歩くのも面白いかもしれない。
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育ってきた環境が登場人物たちが中年になっても大きく影響していて苦しさを感じた。
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妙子、研吾、ゆかりの不思議で強固な関係を静は目の当たりする。奈良の情景を通し少しずつ見えてくる互いの感情が気になって中盤から後半にかけてすらすら読めた。
会話の文が多くて読みやすかった。 -
微妙な三角関係がくずれる、兄探しの旅にでた義妹。
旅中に遭遇する謎と真実。旅の終わりに答えが待つ。
旅情ミステリー。 -
最後までそれぞれが一体何を求めていたのかよくわからないまま。
きっとこれはこれでいいんだ。
この話は何か結末があるわけではなく、奈良という土地を描きたかったんだなと思う。