- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167787035
作品紹介・あらすじ
警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。それは、まさに上演されていたシナリオ通りの展開だった。大友は、過去と向き合いつつ、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる…。「アナザーフェイス」シリーズ第三弾。
感想・レビュー・書評
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若い頃、共に過ごした友達と仕事絡みで再開する。過去と変わってたり変わらなかったりする友達を見て、自分の今が正解なのか自問したり自分に言い訳?してみたり…私もしそうだ
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「アナザーフェイス」シリーズ第3弾。
同じ作家さんの本を続けて読まないようにしているのですが、今回はシリーズ第2弾、第3弾と続けて読みました。
続けて読まない理由は、ちょっと違うテイストの本を読んだ後の方がより面白さが増すのではという勝手な理由(笑)。
で、続けて読んだ第3弾。
面白いのは面白かったのですが…
今回は何だかぐるぐる回ってここに戻ったのね、という感じで…
一気にゴールまで突っ走って読み切ると言う面白さではなく… -
全くもってつまらない、読み進めるのが苦痛な作品でした。
主人公・大友という人物に、魅力がなく、むしろ嫌悪感さえ覚えるほど。
「様々な顔を持つ男」ではなく、「自己を確立できていない男」としか見えません。
一作目では、ここまでひどい印象を受けなかったのですが。
なぜ、大友は比較的優秀だと見なされているのかが全く描かれておらず、また、捜査中の彼の言動からもそれを感じ取ることができません。
ただひたすら、彼に都合の良い方向に物事が進むだけ。
あくまでも謙虚な人柄を描いている(強調している)ようですが言動の端々に、大友の自己評価の高さが感じ取れ、その矛盾についても上手に整理できていません。
人物描写が中途半端なまま、ヒーローを作り上げても違和感が残るだけです。
また、作中で起きた殺人(未遂)事件も退屈かつ先が読めるもので、ひどく残念でした。
読み手が知りえることの出来ない、新しい事実が次々出てくるのは、個人的に非常に好まないものです。
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演劇に興味あったりしたら多少は違った感想かもしれないけど、自分にはあまり面白くなかった。絞られた容疑者からなかなか先に進まずぐるぐる。大友の過去が少し明らかになったけど。大友の住んでいる町田の描写が詳細でリアルだったから親近感。シリーズだから読んだけどこんな感じだとシリーズ読みやめるかも。
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2019年92冊目。今回は大友刑事が学生の頃に所属していた劇団で公演中に殺人事件が起こり、その謎を解き明かしていくという話の筋。3冊読んだが、どうにも主人公の大友刑事に思い入れが出来ないのはなぜか?。一人の女性に一途と言えば聞こえはいいのだけれど、顔がよくてモテるのを自覚しない朴念仁さが自分にとって気に入らないのかも。これ以降主人公の心情に変化がないのなら正直読んでもつまらないので、少し読むのを止めようかなと思った。ただ、別の部分に魅力がありそれを見逃している可能性もあるので、もう一冊読んでいきたいと思う
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【アナザーフェイスシリーズ第3作目】
今回は、主人公大友の大学時代の友人が関わる殺人事件。
大友は職場のロッカーに変装道具を多く常備し、役者であったことで人が心を許しなんでも話してしまう特殊な能力がある、という設定で今まで話が進んできたのだが、そのルーツを知れた。
今は亡き妻・菜緒の面影も多くでてきて、大友の青春時代を読めて面白い。 -
主人公が学生時代に所属した、劇団内部の事件を扱っているせいか、大友鉄らしいキレがなく、ちょっとイマイチ。
小説自体も、著者のスポーツ小説にみられるような爽快感がなく、イマイチ。 -
良くも悪くも安定感ある堂場瞬一作品。
ただ今回は悪い方に出たような、、、
解説の仲村トオルは正直、駄文で要らなかったかも(笑)