三匹のおっさん (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.14
  • (2013)
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  • (22)
本棚登録 : 18023
感想 : 1654
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167831011

感想・レビュー・書評

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  • 気持ちの良い現代版の勧善懲悪時代劇です。
    ※ただし主人公が60歳のおっさん三人衆。

    読んでスカッとした気分になる一冊でした。
    古くから付き合いのある3人の60歳男性の活躍劇が繰り広げられます。また、その一人である清一と孫・祐希の関係変化もほっこりして気持ちの良いものでした。
    祐希とノリさん(3人衆の一人)の一人娘・早苗の間にも甘酸っぱい青春を感じ、若い人にも親しみやすい内容でした。

    明確な悪人しか描かれていないためバサッと切る姿に胸がすく一冊でした。

  • 有川浩ってば、ベストセラー作家ではあるが、今まで読んだことがなかったかも。
    女流作家って、なぜか敬遠してしまうんだな。
    でも、ドラマや映画では「阪急電車」や「フリーター、家を買う。」などは見ていた。

    とりあえず一冊読んでおこうかと手に取った本がコレ。
    メチャクチャ面白かった。

  • 全話おもろい、特に4話。孫がええキャラしてる。

  • 自分の住む町を守る為、正義の味方として戦う三匹のおっさん達。素敵すぎます。最近のお年寄りは外見も中身も若々しい人が多いので「お年寄り」と呼ぶのも躊躇われます。人生の先輩が悪さをする若者を成敗するのも、間違ってる事を正しく諭すのも、安心して身を任せられる頼もしさも、若者に負けず頑張ってる姿も素敵だなあと思いました。子どもの頃から付き合ってる友達と、歳をとってからも「あれしよう」「これしよう」と楽しめたり、 何かと三人でつるんでるのもよかったなあ。こんな大人になりたいなあと思ったし、こんな友達が欲しいなあと思いました。

  • 最高だよ。誰が嫌いなんだよこんなの。
    人間の全てが詰まってるよ。

  • 幼なじみの悪ガキが還暦を迎えて、自警団としてこっそりと勧善懲悪を行う。兎に角面白い。

  • ずっと気になってて、やっと読んだ。
    とにかく面白かった。読後感爽快。

  • 毎話読みやすく一番望んでいる形で
    話がすっきり終わる。
    少しづつ進む恋の模様も程よくで楽しい

  • 痛快!!という言葉がホントに似合う本でした!!
    どんなに嫌な奴が来た時も、読んでてつらくなるシーンでも、ここぞと言うばかりに3匹が登場し、悪を叩き切ってくれます。読んでてとても気持ちがいい本でした。

  • 剣道の達人キヨ、柔道の達人シゲ、機械いじりの達人ノリの三匹がご近所に潜む悪を斬る!
    .
    おっさん達が悪を斬るのが痛快!それに伴いおっさんそれぞれが家族と向き合うのもいいなぁ。祐希くんと早苗ちゃんの関係も微笑ましかった。
    .

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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