- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167901080
感想・レビュー・書評
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食べたことのあるものもないものも、どれもこれも食してみたくなる魅力に満ちたエッセイと絵。
筆者のように「くさや」や「鮭の皮」に恍惚となるとは思えないけれどw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森下さんのエッセイ、気取らず心に暖かさが広がる。
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どの食べ物にも懐かしい思い出があり、
エピソードも心温まり懐かしい記憶が蘇ります。
読んでいるだけでお腹が空いてきますが、
挿絵のイラストもとてもリアルで綺麗に
描かれているので目を引きます。
森下さんの食に対する貪欲さも伺えますが、
お母様のお料理上手なことや家庭料理に対する
愛情たっぷりなところが素晴らしいなと思いました。
食というのはいつまでも記憶し良い思い出もあれば、
嫌な思い出もありますが、
それも思い出としていつまでも残るので
特に幼い頃の食というのは大事かというのを痛感しました。
最近食べていなかった食べ物もいくつか出てきたので
何だか懐かしくなってしまい、懐かしい食事が食べたくなって
きてしまいました。
森下さんの育った世代とは少し違いますが、
昭和の時代にタイムスリップしたような気分にもなり、
神奈川県に住んでいたこともあり、崎陽軒の焼売弁当の
ことを思い出しながら納得して読んでました。
昨今は孤食になり家族の団欒や家族の温かみというのが
薄れてきていますが、この作品ではそれを思い出させて
心がほっこりしました。
食というのは大事な思い出だと改めて思ってしまいました。
美味しい物を食べるということは元気の源にもなりますが、
美味しい食べ物の本を読むのも幸せな気分になりました。
文とイラストで幸せな気分を満喫出来て、
またゆっくりと再読したい一冊になりました。 -
とてもイイ!おいしい!
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美味しいだけでなく、楽しい、切ないなど食べ物を通して語られる。擬音が絶妙です。
おはぎとどん兵衛の話が好きです。 -
日常的なほっとする食べ物をやさしく愛あふれるエピソードはちょっとした飯テロでもあり、お腹は満たされぬが心は満たされる。根っこは食いしん坊。きどらずグルメぶらず、鯛焼きの耳が落とされる様子にハラハラしたり、カレーパンの空洞に「余白」を感じて見たり。人柄というのがほんとににじみ出るものだなー。と。
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思い出の味っていいな。
挿絵がやさしい色合いで文章によく合っている。
森下さんにこの仕事を依頼した会社は素敵だ。 -
森下先生に挿絵も描いてもらえるようにお話しした企画部の藤森さん、ありがとう!
やっぱり先生の食べ物エッセイは美味しそうだ・・・。 -
食べ物が本当に美味しそう。
同世代なので、食べ物の思い出が重なる。
そうそう、我が家もカレーはハウスのバーモントだった、ラーメンはサッポロ一番だったと美味しさも蘇る。
挿絵も懐かしを三割増しにする。
もう一度片っ端から食べてみたい。