恋のかたち、愛のいろ

  • 徳間書店
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感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198624842

作品紹介・あらすじ

あなたのいちばん大切な人は誰ですか?人気女性作家7人が贈る、珠玉の恋愛アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 有名作家の集まる恋愛小説アンソロジー発見!
    あまり、恋愛物は読まない私ですが、どれも素敵な作品でした。
    どのストーリーも恋と気づいてもそれ以上の関係になれない状況でありながら、切なさもあり色々な恋模様を観させてもらった。
    中でも、最後のストーリーの角田光代先生の本、どの読者さんが言うようにかなり印象に残った。短いストーリーだけど、構成がしっかりされている。登場人物がたくさんいるにも関わらず、最後は繋がりが見えてきて完結も良かった。
    知り得なかった作家さん、今度は、単独で出している本を読んでみたくなった。

  • 2008年の夏に一度、読んた本。
    その時は、この錚錚たるメンバーを認識してなかったよなぁ~。と思いながら手に取る。

    最初は唯川さん。
    「ごめん」唯川恵
    P12
    たとえば、生き方とか方向性とか、前途とか未来とか、意識でも価値観でもいい、転機というのはだいたいにおいて不運がきっかけとなる。

    そうなのか?な?

    小手毬るいさん、畠中恵さん、原田マハさん、ヴァシィ章絵さん、朝倉かすみさん、角田光代さんの作品が、一冊にギュッと詰まってて短編だけどおもしろい。
    恋って愛ってそれぞれの色や形があって、おもしろいなぁ~と思う。昔読んだ時の感想と今絶対違っている自信がある!私も大人になったもんだ。

  • 角田さんのお話が好きだった。
    クスッと笑えてちょっと切なくて。
    携帯電話の登場は、間違いなく恋愛の形を変えたね。出会いが多くなり幸せも増えた反面、人の心を想像する力とか待つ不安とか、そういう複雑なものが極端に減ったと思うよ。

  • 地上発、宇宙経由 (角田光代)さんの話が
    素敵だった。

  • ブックデザイン/鈴木正道(Suzuki Design)

  • 色んな形の愛があるけど、切ない話のてんこ盛り。

  • 2018.4.12

  • 7人の女性作家の「恋」とか「愛」とかが主題の短編集。短編集のいいところは「初読み」の作家の書いた作品にも気軽に触れることが出来るところにある。お目当ての原田マハの「ブルースマンに花束を」は安定感のある仕上がり。まさに、ある意味、恋だし、色づいた変則的な愛だ。他に期待していた作家さんが、いまひとつピンとこなかったり、初読みの作家の作品に興味をもったりで、短編集を味わい尽くした。気になった初読みの作家さんの作品も読んでみたくなる。

  • 原田さんの本を探していてたどりついて。原田さんのはもちろんおもしろかったが、角田さんの話もすごくひきこまれた。登場人物が少しずつ重なっていて、おもしろかった。

  • 一冊でいろんな作家さんの作品を読むことができて面白かったです。
    角田光代さんは初めてでしたが、長編も読んでみたいなと思いました。
    号泣男と腹ペコ女が結構好きでした。

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