- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255960296
感想・レビュー・書評
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図書館で借りる!
山本ナイルさんのSNSから興味
あまりタイプではなかったが、所々笑わせていただいた。 1つの出来事に対して99(正確には+3)の文章で表現されている。パラーっと読み飛ばしているところもあり。
訳者:朝比奈弘治のあとがきで、著者について表現力の幅広さを感じさせるとともに、ちんぷんかんぷんな文章も作成していることから言葉・文章の空虚さについて指摘している、めちゃ同感
私は、フィクションよりもノンフィクションがタイプ。ノンフィクションは私と同じ世界で生きてる人の実体験を体感できるのが魅力。だけど、当人が経験した事実をどこまで言葉で伝えられるかというのは、考えどころ。フィクション作品によっては、ノンフィクションよりありありと世界観が描き出されてるものもあるはず。そんな作品に出会ってみたいな。
どこまで〇〇で伝えられるかっていうのは、「写真」にも言えることだと思う
写真展とかあるけど、テーマとか解説がない限りアーティストの想いがわからない(イメージすることも必要なんだと思うけど)
本探しの旅は終わらないね
2、読みづらい
11、言葉をそのまま使うんじゃなくて、並列だったり逆説例えて使っているのがすごい面白い。
19.アニミズム→帽子が主語になってるの面白い
人じゃないのが主語の本読みたい
74.よめないやん、品詞に分けてる
80.事実とは真逆のことが書いてある、あり得なくて面白い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レーモンクノーとボリスヴィアンの関係が気になる
2023/10/10 追記
まさか山中智恵子とレーモンクノーが繋がるとは思わなかった。掘らないといけない。「ことば」 -
コメント
99の文体で書かれたストーリー。
お楽しみください。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/231868 -
同じ内容を色んな文体から見方を変えたりとかして、ひたすら別の文章に置き換えていく。
うん、確かに文体練習ってタイトルの通りだと思う。
日本語に訳せたのも素晴らしい。
ある意味で課題曲とかを自分の味付けにする、印象を変えるなど試行錯誤するとここまでいろいろ出来るんだなって感動する。 -
いろんな言い回しがあって面白いなと思った
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あるバスに乗った男の何の変哲もない一つのストーリーを99通りの文体で表現した1冊です。
1942年に12篇を書いた後、5年をかけてじっくり編み出されたそうです。
思わず声を上げて笑ってしまったり、夢中であっという間に読んでしまいますが、その表現の多様さに感動します。
お金のしくみの伝え方も、多くの方が試行錯誤を繰り返していますが、いろいろな表現方法があるのかもしれないなぁと思い、勉強会でご紹介しました。
(お金のしくみ塾生 一ノ瀬) -
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99453268 -
すごい。
言語にはこんな可能性とバリエーションとがあるのかと、感激した。
こんなふうに、言語自体にスポットを当てて考える機会が初めてでとても面白かった。
真剣に大人が言葉で遊んでいるのをみさせてもらった感覚。