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Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784309410555
みんなの感想まとめ
多様なテーマとスタイルが楽しめる短編集で、SFの魅力を再発見できる作品です。特に、瀬名秀明の「希望」は深いテーマに挑戦し、心に響く感動を与えます。長谷敏司の「東山屋敷の人々」や森岡浩之の「想い出の家」...
感想・レビュー・書評
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とり・みきの万物理論が入ってることを知り、NOVA2をとばしてこちらを先に。これも読み応えのある作品が並んでいる。
「万物理論[完全版]」とり・みき そりゃあもう爆笑ですよ。ちなみにワタシはなるべくSFとは何かという話題にはふれない方向で(笑)。
「ろーどそうるず」小川一水 真向直球勝負のバイクSF。この人も芸の幅が広いな。笑いあり涙ありで楽しい。
「想い出の家」森岡浩之 ハイテクメガネが浸透した未来。高齢化社会の様相がどうなるのかとか思ってしまう話。
「東山屋敷の人々」長谷敏司 家制度が依然として残る近未来、ただ一人抗老化術を受けた家長が君臨し続ける家。医療技術の進歩した未来の悪夢を描き続けるこの作家の姿勢に変わりはない。そして本作もまたユーモア風味ながらずしりとした重いものを残す内容だ。
「犀が通る」円城塔 さまざまな視点(非人間含む)から描かれた喫茶店の風景。やっぱり面白いねえ。ただオチがわからなかったな・・「ギリシア小文字の誕生」浅暮三文 ギリシア文字の由来を神話的に紹介、ってシモネタかよ!(笑)以後見慣れぬ外国の文字から変な想像が膨らむこと間違いなし!
「火星のプリンセス」東浩紀 書き下ろしアンソロジーに連載が入ってるなんて反則じゃん!読みきりだけどこれはNOVA2から読むべきだったなー。論客のイメージからは意外なほど正統派の火星SF。
「メデューサ複合体」谷甲州 巨大人工構造物をテーマにした宇宙土木正統派ハードSFミステリ(長)。木星の描写と主人公が原因探求に知恵をめぐらせるところが読みどころ。
「希望」瀬名秀明 大森さんの解説にもあるが、万物理論パロディから始まったNOVA3が万物理論へのシリアスな回答ともいえる本作で締められるのは恐ろしいほどのシンクロニシティ。かなり難解な部分を有し、ある種反SFといった要素も内包した問題作のように思われるが、人間の認識や統一理論といったテーマに深く切り込んだ心揺さぶられる傑作。近年の長編も読まないとなあ。
今回はSFらしい作品が多かった。ハイライトはやはり「希望」。「東山屋敷の人々」「犀が通る」もよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とり・みき『SF大将 特別編 万物理論[完全版]』
小川一水『ろーどそうるず』
森岡浩之『想い出の家』
長谷敏司『東山屋敷の人々』
円城塔『犀が通る』
浅暮三文『ギリシア小文字の誕生』
東浩紀『火星のプリンセス』
谷甲州『メデューサ複合体(コンプレツクス)』
瀬名秀明『希望』 -
第3弾ついに発売!
でも、まだ2が読み終わってない…。 -
小説
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「SF大将 特別編 万物理論[完全版]
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74:浅暮三文、小川一水、瀬名秀明各氏の作品がとても好き! いろんな作風が楽しめるのも、アンソロジーならではですね。「ろーどそうるず」は小川さんお得意の分野だと思うのですが、しっかりしてやられました。瀬名秀明さんの短編集「希望」は今読んでるところ。面白いけれど、私の脳みそが足らずにストンと腑に落ちないのが悔しいです。浅暮さんは実は初読。これから読む本が増えるのも、アンソロジーのいいところですね! NOVA4も楽しみ。
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小川一水「ろーどそうるず」バイクに搭載されたAIの会話。擬人化っぽい
森岡浩之「想い出の家」バーチャルリアリティを家に搭載したおばあさん。しかしそこに描かれる想い出はすべて他人のものだった
長谷敏司「東山屋敷の人々」不老不死の族長に後継者と指名された大学生。だけど不老不死なのに後継が必要か?途中までは面白かったけど途中から段々イミフに。ひとりよがりな文章も鼻につく
円城塔「犀が通る」苦手だったけど、これは読めた。喫茶店の常連とウェイトレスとウェイターと。さらにそこに飾られている星図とデューラーの犀と。それぞれの視点でいろいろ語る。とりとめもないけど意味がわからないわけでもない。
浅暮三文「ギリシア小文字の誕生」小文字ひとつひとつをその形から意味を類推するんだけど、通して全てが下ネタ。オメガがωおっぱいだということは脳に刻み付けられた。
東浩紀「火星のプリンセス」NOVA2からの続き。あんま憶えてないしw多分あまり面白くなかったし、今回のも面白くない。ってか意味もなく時系列をごちゃごちゃにするのよくない。
谷甲州「メデューサ複合体」既読。
瀬名秀明「希望」養父に、自動車事故検証用のダミーロボットの型取りをされていた娘の独白的な。ダミーロボットと気持ちというか痛みがシンクロ?するような?よくわからん。終始漠然とイミフだった。これを絶賛する人も多くて自分のSF能力の低さを知る。
なんつーかさ、もっとほわっとしたソフトなSFが好き。NOVA1とか結構そういう作品あったのにさ。精神とか宗教とか哲学的なのは苦手だお。 -
SFオリジナル・アンソロジーの第3弾。
まずはマンガ。とり・みき「万物理論」。もちろんイーガンのパロディで、「すべてのSFを説明する究極の定義」がテーマで、それが発表されたら、SFは消失する。ここで笑えない人にはつまらんな。
とはいえ、『NOVA3』を読みつつ、これがSFか、などとまたまた思うのである。
小川一水「ろーどそーるず」。SF設定によるバイク小説にして、人情話。この程度のSF設定の普通小説はジャンル外にも一般化しているともいえるが。バイクに特段愛着はなくとも、道具に対する愛という点でオタク的心性をくすぐる点がSF的といえるのかも。
森岡浩之「想い出の家」、長谷敏司「東山屋敷の人々」はテクノロジーの発展と人間や社会の変化を描くという点で、近未来SFのひとつの定式に沿っている。そこに家族という問題が絡むのが,古くさいというべきなのか、現代的というべきなのか。もっとも2作を一緒くたにはできず、前者が短編のノリで軽くまとめているなら、後者は長編の重みを持つ。
円城塔「犀が通る」。この人はさすがに一筋縄ではいかない。ある喫茶店の状況を描いただけ。ただ、非常に独特の思考回路、あるいはもうほとんど病気か発達障害かというような偏った論理過程で記述された平凡な情景。これがSFかというと、コンテンツがSF的なのではなく、描写方法がSF的とでもいうほかないのだろう。
浅暮三文「ギリシャ小文字の誕生」。ギリシャ小文字がいかにエロいものか暴露した、この小説(?)はSFではないが、分類不能。こうしたものを受け入れてきたのがSFであることも事実。
東浩紀「火星のプリンセス」は『NOVA』で連載の長編の一部。一部をとってどうのと評しがたいが、アニメのノベライゼーションのような感触に鼻白む。
谷甲州「メデューサ複合体」は宇宙土木SFシリーズの22年ぶりの新作。もっとも馴染みのSF世界という感触がある。
瀬名秀明「希望」は正直、読み解けていない。量子論から9.11以降の社会の問題まで様々な概念を持ち込み、多くのものが暗示に留められた小説。テーマは重力と心。キーワードは希望。これは9.11後の希望であり、パンドラの箱に残った希望であり、その希望は多義性の霧の中に逃れ去ってしまう。
本書を読んでの感想。おそらくSFは消滅に向かっている。そして消滅後に残った希望をまたSFと命名するのだろう。 -
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話題の完全新作アンソロジー、待望の第三弾。未来、宇宙、機械……今回は直球の本格SFで勝負。全九篇(浅暮三文、東浩紀、円城塔、小川一水、瀬名秀明、谷甲州、とり・みき、長谷敏司、森岡浩之)。
(2010年)
— 目次 —
とり・みき『万物理論[完全版]』
小川一水『ろーどそうるず』
森岡浩之『想い出の家』
長谷敏司『東山屋敷の人々』
円城塔『犀が通る』
浅暮三文『ギリシア小文字の誕生』
東浩紀『火星のプリンセス』
谷甲州『メデューサ複合体』
瀬名秀明『希望』 -
小川一水さんの「ろーどそうるず」がものすごくツボ。近未来のバイクの話。高度なAIを積んで、自分で走行レポート作ってをメーカーに送信するバイク、の一人称で描かれた短編。事故に遭い売られ盗まれと波瀾万丈な人生を辿るバイクのけなげさが切ない。
長谷敏司さんの「東山屋敷の人々」は背筋が寒くなるようなリアリティのある社会派SF。不老長寿の実現してしまった近未来の日本で変容していく家族のありようと人々の社会性。 -
「ろーどそうるず」安定の小川節。泣かいでか。「東山屋敷の人々」怖い話なのに、親近感が、あるのだ。
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NOVA2に比べると、粒が小さくなったなあという印象でした。
その中で「想い出の家」と「東山屋敷の人々」の2作品が特に気に入りました。
瀬名秀明さんの「希望」はすごい作品だという気はするのですが、難解すぎて私の頭にはスゥーと入ってきませんでした。
谷甲州さんの「メデューサ複合体」はこれから、ってとこで終わってるので是非続編が読みたいですね。 -
バイクのことはわからないけれど、「ろーどそうるず」はとても良かった。
あれ、なんでバイクとその走行をフィードバックする仮想車輛の通信で目頭が熱くなっているんだろう…。 -
まずはイーガン・テーマをマンガで描くなんだが、さっぱりだめな「万物理論(とりみき)」。続いてバイクに知性が宿る「ろーどそうるず(小川一水)」なんだが、意外とこれが私のツボをついたようで、とっても楽しかった。いやぁバイク乗りたくなったよ。ホント。
気分よく「想い出の家(森岡浩之)」へと続く。これも着眼点はいいんだが、オチがぼけている感じ。少し期待の「東山屋敷の人々(長谷敏司)」はだらだらと長く、登場人物も多いためパス。苦手意識先行型の「犀が通る(円城塔)」も流し読みに近い。
楽しそうな「ギリシア小文字の誕生(浅暮三文)」だが、笑えるのは最初だけかな。続いて続編としての「火星のプリンセス(東浩紀)」なんだが、前も乗り切れていないので、テンションが低いまま読了。ラス前の「メデューサ複合体(谷甲州)」は既読。
オーラスの「希望(瀬名秀明)」はとてもいいテーマなんだと思うんだが、難解。じっくりと読まないとわかりづらい。しかし、じっくりと読む気も起らないというややこしさ。ってことで今回も期待外れかな。 -
「NOVA3」大森望/責任編集
書き下ろし日本SFコレクション。特になし。
第3集は“いわゆるSF”のオンパレード。
近未来もの、宇宙、ハイテクノロジーなどなど。
同じジャンルだけど作者によってこれだけ切り口が違う、てのが楽しめるのがアンソロジーの醍醐味ですね。
『万物理論[完全版]』とり・みき…SF大将特別編ということで収録。パロディ漫画。
『ろーどそうるず』小川一水…バイクに搭載されたAIと研究所の仮想機体のオンライン会話物。設定の活かされ方が巧い!読み心地良い短編です。
『ギリシア小文字の誕生』浅暮三文…“ギリシャ小文字神話”。最初から最後まで神話の下世話さの再現である意味潔い。この人の作品はきちんとした長編を読んでみたいなあ。
『火星のプリンセス』東浩樹…前集『クリュセの魚』からつづきの作品。火星と地球がワームホールゲートでつながった後の、混乱に陥った地球月ー火星世界。起承転結の承、次作への期待が増します。
『希望』瀬名秀明…ガチンコのハードSF、分量的には中編くらいです。平易な文章で書かれた難解な主題。瀬名さんのカラー全開です。散文詩的に濃いです。この人の文学は本当に一体どこにいくのか…。『パラサイト・イヴ』のイメージ持ってる方、かなり進化してますよ。
大森さんも解説している人間とテクノロジーの関係というテーマ、ワクワクするような空想の技術も、
我々の倫理観が試されるようなオーバーテクノロジーも、どちらも味わわせてくれるSFが大好きです。(4) -
SFとは何ぞや。とり・みきさんSFの定義おしえてー。
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名だたる作家が作品を寄せる、書下ろしの日本SFアンソロジーも三冊目。責任編集の大森望はあえてテーマを設定せず、作家の想像力を無限に引きだそうとする。それでも一冊ごとに何となくテーマ性のようなものが浮かび上がってくるのが面白い。
今回集まった作品は下記の通り。これが日本SFの最前線。
「SF大将特別編 万物理論[完全版]」(とり・みき)
「ろーどそうるず」(小川一水)
「想い出の家」(森岡浩之)
「東山屋敷の人々」(長谷敏司)
「犀が通る」(円城塔)
「ギリシア小文字の誕生」(浅暮三文)
「火星のプリンセス」(東浩紀)
「メデューサ複合体(コンプレックス)」(谷甲州)
「希望」(瀬名秀明)
帯には「日本SFの危険なヴィジョン」と銘打たれている。『危険なヴィジョン』(Dengerous Visions)といえばハーラン・エリスン編で3冊出ると言われながら3冊目がついに刊行されなかった(日本では2冊目すら邦訳されなかった)有名なアンソロジー。この名前を帯に持ってくるとは相当覚悟したのかと思うが、何にせよ『NOVA』シリーズはもう3冊目までは到達しているので、本家は超えている訳だ。
でも同じように中途半端に立ち消えなんて事にならないように編者の皆さんにはがんばってほしい。せっかく良質の作品が揃っているのだから。
巻頭を飾るのはとり・みき。シリーズ初のマンガ作品だ。「SFの定義とは何か」というSFファンなら誰でも過敏に反応しそうなテーマを凝縮したギャグで描く。あるあるネタと、ある種の郷愁に浸れるかも。もともとは『SF本の雑誌』(本の雑誌社)に掲載されたものに加筆したもの。
小川一水作品はなんとバイクを主人公にした友情(?)物語。バイクに搭載された統合制御ユニットとメーカーのフィードバックシステムの対話のみで進行し、しかもめっちゃ人間くさくてめっちゃ胸を熱くするというのが驚異的。
森岡浩之作品は「セカイカメラ」の世界の延長を描く拡張現実もの。老人が家に焼きつけた想い出とは。現在の技術でもある程度実現可能な気がする。オチはカンのいい人なら予測できるかも知れないが、これを美しいとみるかダークと見るかは読み手次第。
長谷敏司作品は解説にも書かれている通り、映画『サマーウォーズ』で肯定的に描写されていた未来社会において強固に残る家制度を、皮肉をまじえて逆から描きだす作品。家というミームに支配された人々の姿はある種グロテスクでもある。
円城塔作品は相変わらず「何書いてんのかよくわからないけど妙に魅かれる」タイプの作品。喫茶店に集う人々とそこに張り出された星図の物語だが、毎日通う喫茶店なんてのを持っている人にはたまらない感傷を呼び起こさせる。かも。
浅暮三文作品は、きっとギリシア小文字を眺めながらいろいろ想像したんだろうなあと思わせるエロバカ話。男子同士のバカトークでこういう話題が出たら問答無用で盛り上がると思う。もうギリシア小文字が直視できん。
東浩紀作品は、『NOVA2』に掲載された「クリュセの魚」の続編。というか、この後も続いて全体で1つの長編として纏められる予定だとか。火星に暮らす人類と地球に暮らす人類の間で起こった出来事は、かつて地球に存在した小さな島国の末裔が大きく関わっていた。いかにも思想家が書いたって感じのSF。これ単独でも読めなくはないが、できれば前作読了後に。
谷甲州作品は直球ストレートな土木SF。往年の谷ファンなら涙するかも。木星の大気圏に浮かぶ巨大構造物に発見された異変を調査するため、堂嶋主任は現地へ飛ぶ。現場主義の技術者のストーリーには谷スピリットが溢れている。
ラストを飾る瀬名秀明作品は、シンプルな「希望」というタイトルに幾重もの意味を読み取れる重層的な作品。重力と質量に改めて感性を研ぎ澄ませ、美しい宇宙を破壊する。新しい時代のSFを切り開く、でもまさにこの小説こそが「危険なヴィジョン」かも知れない。
いずれも野心的で先鋭的な作品ばかりだ。昔から相変わらず同じ事をやっている人もいれば、誰も見たこともない場所へ到達しようともがく人もいる。
だが着実に先へすすむ日本SFの、その現場がここにあるのだ。 -
アンソロジーは収録作に当たり外れがあるのが当然だけれど、今作は力作良作揃い。一気に読めた。もうNOVA5が出るっていうのにまだ3だ!
簡単に感想を。9編もある・・・
とり・みき『万物理論[完全版]』 ☆☆☆ 不毛だと毎回言ってるのに毎回盛り上がる「SFとは何か」。“SF万物理論”をいま解き放て・・・いやどうかな・・・
小川一水『ろーどそうるず』 ☆☆☆☆ 上手だなーー。バイクAI同士の友情にぐっとくる。乗りたくなるね。乗れないけど。乗せて
森岡浩之『想い出の家』 ☆☆☆ ARが発達した近未来に起こるヴァーチャル○○。あり得べき未来。少し厭な気分が残るが多分作者の狙い通り
長谷敏司『東山屋敷の人々』 ☆☆☆ アンチ・サマーウォーズねー。人が不老を獲得し、自己の遺伝子を子孫へ伝達することが不要となったとき、家族は、ミームはどうふるまうのか。感想がまとまらない。そのうち。
円城塔『犀が通る』 ☆☆☆☆ 喫茶店に集うさまざまな存在-星図や犀を含む-の語り。言葉の選び方、文章のつなげ方が秀逸。難解とシュールと洒脱の微妙なブレンド、さすがの円城節
浅暮三文『ギリシア小文字の誕生』 ☆☆☆☆ ギリシアえろ神話!うけるうける。
東浩紀『火星のプリンセス』 ☆☆ SFの設定を使った持論展開な感じが強いよなあ。ヒロインは黒髪前髪ぱっつんの強気ょぅι゙ょねーーー NOVAで連載とのことだけれど、今のところにがてです。
谷甲州『メデューサ複合体』 ☆☆☆☆ 宇宙土木SF、緻密な土木設定に、ちょっぴりミステリな仕込みもおもしろい。是非続きを。無理に終わらせた感じがどうにももったいない。
瀬名秀明『希望』 ☆☆☆☆ 力作。難しい。質量を持たない「希望」が起こす化学反応?痛みを共有する世界初のロボット、そしてそのコピー元となった少女。心が感じる痛みを何年にもわたって記録される。こうして完成した自分の分身が世界中で傷を刻まれ、さらに痛みを感じ続ける。その上で最後に残る希望とは?再読必要
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