あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
- 学陽書房 (2003年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (65ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313812062
感想・レビュー・書評
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1992年6月11日、12歳のセヴァンの6分間のスピーチは伝説となりました。ロシアの元大統領ゴルバチョフや、後のアメリカ副大統領ゴアらがセヴァンにかけより、サミットで最も素晴らしいスピーチだったと賞讃します。『あなたが世界を変える日』には、スピーチの全文と、地球環境サミットに参加することになったいきさつ、その後が書かれています。それらは、子どもたちには自分の望む未来を主張する権利があり、ことばには世界を動かす力があることを証明しています。
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初めて読んだときは、泣いてしまいました。
2度目に読んだ時も、泣きました。
何度読んでも、少女の言葉に感動します。 -
good
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一人でも多くの人に読んでもらいたい本。子ども達にも読んでもらいたい。
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東北地方太平洋沖地震が起き、福島第一原発の事故よりて、再び想起された本。
『子どもの世代は夢も持つことができないのではないのか。』
そんな希望のない未来のない未来としないために、何を大切にすべきかを考えさせられる本。
http://yuta.blog.ocn.ne.jp/picture_book/ -
児童書ではありますが大人にこそ読んでもらいたい本。当時12歳の少女が国連の環境サミットで発表したスピーチ。彼女の一言一言がグサグサと胸に刺さってきます。
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短い文章なので、すぐに読み終わります。
ただ腹にずしっと食らいます。
ちょっと泣いちゃったりもしました。
たくさんの人たちに読んでもらいたい1冊です。 -
いろんな人に読んで欲しい本
私が今生きている意義
みたいなのを実感してしまった -
環境活動をしていると、仲間うちでは通じる言葉が、経済論理の中でつぶされ変形してしまい、疲弊してしまうことがある。そんな時、12歳の少女から発せられたシンプルなメッセージは、勇気を与えてくれる。「どうやって直すのかわからないものを、こわし続けるのは、もうやめてください。」森林は森林になるのに100年はかかる。それを壊す時、その100年を壊すのだと自覚してほしい。100年後の人たちから、それを奪っているのだと知ってほしい。復帰させようと思ったら、もっとかかる。その手間や価値と、これから求める開発の価値と、どのように天秤にかけたら良いのか、短期的な視野だけでなく、もっとロングスパンで考えるクセをつけて欲しい。そのために何をしたらいいのか、考えている。
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必読 環境や持続可能性社会について考えさせられた。