ぬり壁のむすめ: 九十九字ふしぎ屋 商い中 (光文社文庫 し 44-1 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334773540

感想・レビュー・書評

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  • 今までであったことのない設定に驚いた。
    ストーリーは先が読める部分も多いが、稀有な設定で味を加えているのでよいかと思う

  • お父さんがぬりかべ!るいちゃんの江戸っ子感!
    幽霊→怖いじゃなくて、生きていようか死んでいようが、その人の人間性。

  • 2020年6月読了。
    15歳ながら幽霊にも動じず、はきはき物を言うるいちゃんがいい。
    冬吾が言うとおり「陽」の気がいっぱいだから、亡者たちの助けになれるのかな。
    お父さんがぬり壁?という設定も面白いです。
    るいと冬吾の掛け合いも微笑ましくて、このシリーズ、最終巻まで読み続けたいです。

  • この世ならぬ者が見える少女、るいが、あやかし関係の相談処である九十九字ふしぎ屋で働き、あやかしにまつわる事件を解決していく痛快時代小説。
    幽霊にもお節介なるいが、猪突猛進で頑張る姿が面白い。お父さんのキャラが濃いけど、あまり活躍できてない気がするから、今後に期待!

  • 昔「からくり荘の異人たち」シリーズを読んでファンになった霜島先生の時代小説!心がほっこりする優しい読後感は健在だなあ。次巻も読まなきゃ!

  • あやかしが見える娘「るい」が、あやかし絡みの事件や品を扱う九十九字屋で、店主の冬吾と共に事件を解決していく話。

    成仏できずに、この世に留まる霊達のやるせない気持ちにホロッときます。
    あやかし系の、ほのぼのストーリーがお好きな方なら、そこそこ楽しめると思います。

  • 天涯孤独で住むところも無く、厄介な物が見えるというのに元気いっぱいな主人公のお蔭で明るいストーリー。
    幽霊に対しても臆することなく説教しだす主人公が可愛い。

霜島けいの作品

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