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- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334794248
感想・レビュー・書評
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絶滅という話には惹かれるものあり。
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絶滅をテーマをしているわけだが、各作家のアプローチの違いを楽しめる。
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「絶滅」がテーマのアンソロジーのため、揃った10作品はその作者・作品ごとにどれもSFの要素が含まれているのも相まって、とてつもなく想像力というものの豊潤さと強さを感じる。編者のまえがきの後、1作目の佐藤究「超新星爆発主義者」のリアリティに溢れるスピーディな展開と、まさに超新星の爆発に匹敵するような結末に慄き、読書するテンションが一気にブチ上がり、そのまま読了してしまった。読書する興奮を存分に味わうことの出来る一冊であり、願わくばこの名アンソロジーが本の絶滅=絶版をせずに広く読み継がれることを祈って。
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