絶滅のアンソロジー (光文社文庫 し 53-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334794248

感想・レビュー・書評

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  • 絶滅という話には惹かれるものあり。

  • 絶滅をテーマをしているわけだが、各作家のアプローチの違いを楽しめる。

  • 恒川さんの作品が一番好み

  • 「絶滅」がテーマのアンソロジーのため、揃った10作品はその作者・作品ごとにどれもSFの要素が含まれているのも相まって、とてつもなく想像力というものの豊潤さと強さを感じる。編者のまえがきの後、1作目の佐藤究「超新星爆発主義者」のリアリティに溢れるスピーディな展開と、まさに超新星の爆発に匹敵するような結末に慄き、読書するテンションが一気にブチ上がり、そのまま読了してしまった。読書する興奮を存分に味わうことの出来る一冊であり、願わくばこの名アンソロジーが本の絶滅=絶版をせずに広く読み継がれることを祈って。

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著者プロフィール

1977年東京都生まれ。2008年『地図男』で、第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。同年『庵堂三兄弟の聖職』で第15回日本ホラー小説大賞、『東京ヴァンパイア・ファイナンス』で第15回電撃小説大賞銀賞、『RANK』で第3回ポプラ社小説大賞特別賞をそれぞれ受賞。2018年に刊行した『宝島』で第9回山田風太郎賞、第160回直木三十五賞、第5回沖縄書店大賞を受賞。著書にはほかに『畦と銃』『墓頭』『しるしなきもの』『黄昏旅団』『夜の淵をひと廻り』『われらの世紀』などがある。


「2021年 『宝島(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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