マジシャン・マーダーズ (モノクローム・ロマンス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403560453

作品紹介・あらすじ

奇術関連の美術品盗難が起き、持ち主も殺害される。サムと休暇中のはずだったジェイソンは専門家として不本意にも捜査に巻き込まれていく。

感想・レビュー・書評

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  • 殺しのアートシリーズ3作目。

    めちゃくちゃ良かった…!
    サムとジェイソンの関係が本当に良い。
    2人の関係に進展があったのも良かった。

    でも、最後の不気味な終わり方が続きが気になって仕方ないよー!!!
    海外ドラマっぽい。
    早く続き読みたいなぁ。

    そして、門野葉一さんのイラストが本当に素敵で。
    今回の表紙めっちゃ好きでずっと眺めてしまうんだけど。
    ジェイソンもサムも格好良すぎでは⁉︎
    そして、本文の挿絵も心なし多かったような…??
    どれも素敵だった(〃ω〃)


    モノクロームロマンス文庫のジョシュ・ラニヨンさんの新刊にサムが出てるって情報を入手して早速ポチったよ。
    でも、既刊を全部読んでからかな?って思ってるからまだ先になってしまう。
    本読む時間がもっと欲しいな〜。

  • 総合評価:★4.8
    殺しのアートシリーズ第三巻。
    シリーズ物も三冊目となると中弛みしてくる物も多い中、初っ端からジェイソンが何者かに襲撃されるという衝撃的な展開に驚かされ、最後まで目が離せませんでした。(流石、ジョシュ・ラニヨン先生…私達の期待を裏切らない…笑)

    そんな訳で開始早々、満身創痍のジェイソンでしたが、敵の襲撃から身を守る為、ワイオミングにあるサムの実家で2週間療養する事になり、彼はそこでも新たな連続殺人事件に関わる事になります。
    今回の事件はマジックに関係しているのですが、ジェイソンが美術だけでなくマジックにも精通している事に驚きでした。もしかしてサムにマジックを披露するジェイソンが見られるのでは!?と、期待してたのですが、見られなかったので残念(笑)

    前回、ジェイソンに対して冷たかったサムですが、今回は割と甘めでしたね。でも、当のジェイソンが精神的にちょっと参っているのか割とずっとネガティブで、この関係には先がないと思い込んでいるのが何とも言えず悲しかったです。(二人とも間違いなく相思相愛なのに…!)

    サム・ケネディとの恋は常に悪路、とジェイソンが言うだけあって途中でまた衝突しかける二人でしたが、サムがちゃんと歩み寄ってくれて…!しかも、あのサム・ケネディが声を震わせて目に涙を浮かべるなんて、信じられない!吃驚し過ぎて同じ所を何度も読み返してしまいました。これぞギャップ萌え!( *´艸`)♡
    サムが感情を露わにした事で、心を打たれたジェイソン。二人とも、何だかんだ上手く続いてくれそうで良かったです。

    マジシャン殺しの事件は割とあっさり決着がついたのですが、ジェイソンを襲撃した犯人は結局分からずじまいだし、ジェイソンの元に届いたカイザーの手紙がいよいよ狂気じみてきて、最後の恐怖演出にゾッとしてしまいました(小説のこういう脅かし要素大好き)
    殺しのアートシリーズ、まだまだ楽しませてくれそうですね!次の巻も期待しています!((o(^∇︎^)o))

  •  
    殺しのアートシリーズの3作目。
    FBIのおっさんとそこまでおっさんじゃないおっさんの社内恋愛のお話(雑すぎ)

    サムの不器用満載のすれ違いコミュニケーションが毎回すごいんですが今回もすごい、っていうかひどい。
    ジェイソンも割と白黒つけないと気が済まない性格なのか、大変よね、色々ね。

    これがロマンス小説だったら「男性ホルモンのぶつかり合い」って訳されそうな事案が満載です。

    今回、ジェイソンが襲われた事件とコレクション盗難事件と、殺人事件の三つの事件が同時進行なので結構忙しいんですが、結局ジェイソンが襲われた件は解決しないまま終わってしまいました。

    そういえば最後の1、2ページ、突然のラノベ仕様に思わず吹いてしまいました。
    ジェイソン、今にも拉致監禁されそうな勢いでしたが…次巻まで無事でいてくれることを祈ってます(笑)
     

  • 感じたこと考えたことがたくさんあったのに最後の最後で全部吹っ飛んでしまった〜!夜中に読了したのもあって、ひさびさに読みながら「ひぇぇぇ〜!」と声が出ました(読んだ方ならきっとわかってくれるはず……笑)

    二人の関係については、不安定な状態が続いていたものが互いの胸の内を伝え合い、自信の胸の内も理解することができたことで、落ち着きを取り戻したように思います。
    サムがジェイソンにうちに抱える罪悪感や恐怖のようなものを吐露するシーンは、なんとなくそうなんたろうなも予想していたにも関わらず、予想だにしないサムの直球な言葉に気づけばポロポロ涙がこぼれました。ジェイソンが「これが最後になるかもしれない」なんて不安を煽るモノローグをするせいで、こっちは辛い展開を覚悟して読んでいたのに、まさかサムの口から弱音が出てくるなんて……サムとジェイソンが互いに愛し合っていることの安堵と、一人で抱え込んでいたサムの愛しさに胸が詰まりました。

    大筋の事件については、最後に畳み掛けるように終わっていくけど、マーダーズシリーズは毎回そんな感じなので気にならなくなりました。むしろ、二人の関係が進展したことのほうが重要で、事件の結末なんてほんとにどうでもよくなっていた……笑
    ただ、だからこそあのカードが怖すぎて震えました。
    モニュメントもすでに購入済みなので、早速読んでいこうと思います。

  • 二人的にはハピエン到達
    でも………

    次巻が楽しみ!

  • 今回も面白かった~ヾ(≧∇≦)〃
    ただ一気に読んだ方が面白かったんだろうなぁ~と、
    細々読んだ自分が残念・゚・(ノД`)・゚・。

    何者かに襲われ2日間意識不明になったジェイソン。
    退院したジェイソンはサムの強引な勧めにより
    サム実家に2週間身を寄せることに。
    傷病休暇中のジェイソンは
    盗難事件のアドバイザーとして
    手を貸すだけのつもりが
    盗難事件は連続殺人事件へと発展…

    ジェイソンが思うよりも
    サムから愛されてたってのと事件の解決。

    まさかのラスト、
    これは怖いわ ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

  • 気ぜわしい時期に読むものではない・・・
    家事の合間に途切れ途切れに読むのはやめたほうがよかった(笑)。

    それにしても、この終わり方は・・・

    次巻はいつ?

    待ち遠しすぎる。

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