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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480689320
感想・レビュー・書評
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上野千鶴子さんがのっけから東大オナニー博士の話を始めた。桐光学園の中学生たちは(男女別学となっているが、この講義はいっしょに聴いていたのだろうか)いったいどんな反応をしたのだろう(特に男子)。そしてまた、中学生にすすめる3冊の1つに「聖書」を挙げているというのがまた何とも言えない。今回一番わかりやすくて興味深かったのは、萱野稔人さんの「なぜ、人を殺してはいけないのか?」カントの定言命法をとっても分かりやすく解説してくれている。「ダメなものはダメ。」理由なんていらない。条件抜きでダメ。まあそういうものがあってもよい。ならば、死刑はどうなるのか・・・。「目には目を、歯には歯を」だからいいのか。と、また哲学しなければいけない。私にとっては次の3冊目がより楽しみ。よくまあ、これだけのメンバーをそろえたなあ。4冊目のテーマもおもしろそう。まだ筆者のラインナップがないので分からないけれど。
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続編。プリマーの気合? 読書に慣れた中学生しか読めない/読まないという点を横に置いといても、とても教育的。