古井由吉のおすすめランキング

プロフィール

ふるい・よしきち(1937・11・19~2020・2・18)小説家。東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。大学教員となりブロッホ、ムージル等を翻訳。文学同人誌「白描」に小説を発表。1970年、大学を退職。71年、「杳子」で芥川賞受賞。黒井千次、高井有一、坂上弘らと〈内向の世代〉と称される。77年、高井らと同人誌「文体」を創刊(80年、12号で終刊)。83年、『槿』で谷崎潤一郎賞、87年、「中山坂」で川端康成文学賞、90年、『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年、『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。その他の作品に『山躁賦』『野川』『辻』『白暗淵』『蜩の声』『雨の裾』『この道』『詩への小路 ドゥイノの悲歌』等がある。

「2021年 『こんな日もある 競馬徒然草』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古井由吉のおすすめランキングのアイテム一覧

古井由吉のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫)』や『辻 (新潮文庫)』や『考える方法: <中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)』など古井由吉の全264作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫)

1267
3.67
古井由吉 1979年12月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

<杳子> 何処までも暗(杳)く儚き幼さは、一人を蠱惑する。 昏迷してゆく感情。無邪気さと蜷局を巻く病魔。 蝕み、蝕まれ、重なり合う毎に成熟してゆ... もっと読む

辻 (新潮文庫)

303
3.70
古井由吉 2014年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

輪郭がぼんやりとしていて、何がなんだか分からないと思っていたら、ふとこれは老境の物語ではないかと気付いた。それも、ふと途中で、古井と大江の巻末の対談を読ん... もっと読む

考える方法: <中学生からの大学講義>2 (ちくまプリマー新書)

273
3.40
池内了 2015年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

入門書として 哲学すること 原点となるところが分かりやすい 中学生向きなので 何も知らない大人たちへの入門書 易しいだけではなく... もっと読む

槿 (講談社文芸文庫)

219
3.80
古井由吉 2003年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本日読了。 重厚だがぬめぬめと蠢き 仄暗くも鈍い光を放つ、 男の、女の、記憶、妄念を、 丹念に描きだす。 薄霧、濡れ草のにおい、水の流れ、電... もっと読む

もうすぐ絶滅するという煙草について

185
3.17
芥川龍之介 2018年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「喫煙者の言い訳集」ですね、これ。 中には非喫煙者のコメントもありますけど。 見苦しさ満載で、そこが面白い、という人もいれば、つまらない、とい... もっと読む

ゆらぐ玉の緒

182
3.56
古井由吉 2017年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文体の美しさに気を取られてもうなにがなんだか(阿呆)。 もっと読む

愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑 (岩波文庫)

174
3.32
ムージル 1987年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代や国境を超えて読み継がれる小説は、こういうものなんだろうなあ。正直細かいところはよくわからないし、エンタメ性は限りなくゼロに近いから全然面白くないけれ... もっと読む

人生の色気

161
3.98
古井由吉 2009年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年で80歳になる老作家・古井由吉さんのエッセー集。 濃密な文体の小説と違って、実に軽やかな筆運びです。 このことから逆に、小説に全精力を注いでいるこ... もっと読む

木犀の日 (講談社文芸文庫)

157
3.40
古井由吉 1998年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

うーんとにかくこの文章のもの凄さ。恐ろしい。短篇集なのに、かなり時間がかかった。飛ばし読み不能。 もっと読む

野川 (講談社文庫)

145
3.28
古井由吉 2007年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

年老いた主人公にまつわる死生観の話、と言うのが正しいだろうか。主人公の現実と意識が入り混じり、どこまでが現実でどこからが幻かわからない世界観のなか、話は進... もっと読む

蜩の声

137
3.31
古井由吉 2011年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「現代日本純文学最高峰の作家の一人」言われる所以が分かる気がする。難しい、ゆえにレビューしようがない 商品説明の「対極のあわいを往還しながら到達するさら... もっと読む

やすらい花

127
3.74
古井由吉 2010年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

美文の極み。場所も時間も生死も幻も越えたとろでループしながらもいつの間にか進んでいる。 「朝の虹」の書き出しが美しすぎる。 あと「牛の眼」と「... もっと読む

酒呑みに与ふる書

107
2.83
マラルメ 2019年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

酒にまつわる沢山のお話が読める本。同じ酒飲みとして興味深く読ませていただきました。酒が飲みたくなるので飲みすぎないように注意が必要です。 個人的には... もっと読む

この道

102
4.00
古井由吉 2019年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私にとってほんとにほんとに大切な作家が2月18日午後8時台に、一応医学的には肝細胞ガンという見立てで東京の自宅で亡くなった。亡くなっていたという方が正しい... もっと読む

鐘の渡り

100
3.93
古井由吉 2014年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の分身のような語り手が、思い出すままに過去の事柄を連想していく、といった趣の、おそらく連作形式になっている短編集なのだけど、そんな単純に一筋縄でいく話... もっと読む

山躁賦 (講談社文芸文庫)

93
3.69
古井由吉 2006年9月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「山躁賦」(古井由吉)を読んだ。襟を正して向き合うべき文章を紡ぎ出す作家として私は先ず古井由吉氏を思い浮かべる。古典文学についての素養がない私にはこの作品... もっと読む

83
3.63
古井由吉 2006年1月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

正直言って難しかったです。読み込めていない部分がまだたくさんあるけれど、それでも初めて触れた古井さんの小説世界の凄みは強烈でした。文体の効果もあるのだろう... もっと読む

雨の裾

77
3.87
古井由吉 2015年6月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しく触れていなかった、上質な文学。スマホもネットも登場しないどころか、穏やかで落ち着きのある文章にはカタカナも少ない。 安易な言葉と早いテンポの刺激的... もっと読む

文学の淵を渡る (新潮文庫)

77
3.44
大江健三郎 2017年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

90年代はじめの大江健三郎は 文体に霊的パワーを込めようとして空回りしていた 井伏鱒二から継承したフォルマリズムが そのための方法論、というよりドグ... もっと読む
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