放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)

著者 : 相沢沙呼 市井豊 鵜林伸也 梓崎優 似鳥鶏

• 東京創元社 (2010年11月28日発売)

感想・レビュー・書評

[どりさんの感想 · 2012年7月16日]

創元社デビューの新進作家５人による、学園ミステリアンソロジー。
学園物の勉強のため、みたいな？（ｗ
似鳥さんと相沢さんは読んだことあったんですが、他の方のは初めて。
梓崎さんのが好きだな。
トリックも凝ってるし、学園物特有のこっぱずかしさが薄い。
普段は海外物ばっかり書いてる方なんですと。
作品集が出ているようなので、読んでみよー。

[かささんの感想 · 2012年6月5日]

最初の似鶏さんの話を読んでにわか探偵団シリーズに惚れ込んでしまい、すっかりおろそかになってしまってた可哀想な本（笑）他のお話もそれぞれ面白いのですが、個人的には最後の聞き屋シリーズに期待。天才型の探偵も良いけど、突出した才能を持たない主人公が試行錯誤の末に真実へと辿り着くのを追いかけるのもまた別の楽しさがあると思います。

[ナツさんの感想 · 2012年5月30日]

シリーズものを読んでないと分かりにくいお話もあったけど全体的にさらっと青春っぽくて読みやすかった。。サンドリヨンのお話はやっぱり好きだなぁ。梓崎さんのも切ない感じが良かったし。続編が楽しみ。

[ゆきんころんさんの感想 · 2023年7月27日]

似鳥鶏先生は、育児刑事。
相沢沙呼先生は、medium。
…を過去に読んだことがあり、他の作家さんの作品も読んでみたいなと思い、初の小説アンソロジーを読みました。（自己紹介でも書いてますが、学園モノが結構好きなので。）
思った展開と違ってワクワクさせられるストーリーや、最初から最後までミステリー？と思って読むストーリーがあって波がありましたが、全体的に凄くショートストーリーでスッキリ読み切れる作品ばかりで楽しめました。

[kitanoさんの感想 · 2023年6月10日]

５人の若きミステリ作家の共演です(´･ω･｀)

タイトルは誤解を招く、高校生の放課後を
イメージさせてはいるものの、一作は大学
生だし、もうひとつは１５年後の同窓会に
おける謎解き

[ちひろ。さんの感想 · 2023年3月12日]

学園を舞台にしたミステリアンソロジー。

[須賀川桐陽高校図書館さんの感想 · 2023年3月3日]

背ラベル：913.6-ア

[尊さんの感想 · 2023年2月15日]

偶然にも相沢沙呼さんの小説がバレンタインに関わるストーリーで読み始めた時期とぴったりだったこともあり一気に読み終えました。

[ss512（試）さんの感想 · 2023年1月15日]

学園探偵物アンソロジー（こういうドラマもっとふえればいいのになぁ～なんて思ったり思わなかったり）。
アンソロだけど一つだけ浮いていたりとかなく、どれも同じくらい良い話でよかった。特に最後の一編、梓崎優「スプリング・ハズ・カム」は……、過去に類似作品を読んだはずなのに。。。作者の掌。そんな僕はきっといい読者なのだろう。面白かったです。

[猫武炸成さんの感想 · 2022年7月4日]

＜HIGHSCHOOL DETECTIVES＞
　　
Cover Illustration/ｼﾗｲｼﾕｳｺ
扉ｲﾗｽﾄ/toi8､平沢下戸､加藤木麻莉､ｽｶｲｴﾏ､片山若子
Cover Design/岩郷重力k.k.と3年2組のゆかいな仲間たち

著者プロフィール

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)も発売中。

「2022年 『medium　霊媒探偵城塚翡翠（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」