放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)
- 東京創元社 (2010年11月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488400552
感想・レビュー・書評
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相沢沙呼さん以外は短編集でしか読んだことのない作家さんたちでしたが、どれも面白く、他の作品も読んでみたいと思いました。梓崎優の卒業式の放送ジャック犯人探しが一番好きだったかなぁ。
ボールがないの鵜林伸也は小学生理解可能な内容で、他の作品は小学校でも大丈夫だけど、子どもには面白さがわからないかと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番面白いと思ったのが横槍ワインだった。どの人物も魅力的で好感が持てるキャラ、聴き屋で相談屋ではないことなどの細かいところなどが良かった。でも一番気持ちが共感できたのはボールがないだった。
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【収録作品】「お届け先には不思議を添えて」 似鳥鶏/「ボールがない」 鵜林伸也/「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」 相沢沙呼/「横槍ワイン」 市井豊/「スプリング・ハズ・カム」 梓崎優
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学校で起こる謎を解く短編集。
2015/3/17 -
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2012/05/16読了
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とても私好みの青春ミステリでした。
どの作家さんも他の作品を読みたくなりました。(シリーズものの一部だったのもあるけど)
新しくお気に入りの作家さんが出来たし、しばらく読みたい本が増えて楽しみです。 -
新鋭作家5人による、学園ミステリーアンソロジー。それぞれ好き嫌いとか、作品の優劣を感じることはあるでしょうが、どの作品も、荷物がなくなっただのボールがなくなっただの、言ってしまえば些細な事件で、誰一人不幸にはなりません。、学園(高校)生活の謎ってこんなもんだったよなぁ、なんてちょっとノスタルジックな気持ちになるような、爽やかな作品ばかりです。そう、殺人事件なんて、フツーの学園には縁がないものです。
シリーズ物の1作を、書き下ろしのアンソロジーに入れるのはどうかな?と思いもしましたが、単品でもきちんと読める作品になってます。
個人的に、梓崎優さんの作品が好き(ミステリーとしては賛否両論あると思いますが)。私は北海道の端っこの出なので、主人公の気持ちはとてもよくわかります。北海道の人間が、東京に出るのって、たぶんコッチの人が思う以上に、勇気とか踏ん切りとかみたいなのが必要なんです(今でもやっぱりそうなのかな?)
<収録作品>
似鳥鶏 「お届け先には不思議を添えて」
鵜林伸也 「ボールがない」
相沢沙呼 「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」
市井豊 「横槍ワイン」
梓崎優 「スプリング・ハズ・カム」 -
メモ。
似鳥鶏 「お届け先には不思議を添えて」
鵜林伸也 「ボールがない」
相沢沙呼 「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」
市井豊 「横槍ワイン」
梓崎優 「スプリング・ハズ・カム」