福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 4-2)

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  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488470029

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  • 05月-10。3.0点。
    警視庁の福家警部補シリーズ。女性刑事で、現場の違和感から地道に捜査し、解決へ。短編4編。

    刑事物短編の王道。次作も期待。

  • 「大切なもの」を守るために罪を犯した人々の短編集。

  • 倒叙小説なんだが…、なぜか犯人を応援してしまう。余計な事言うんじゃない!とか。

  • 中身が薄い?

  • Amazon primeの無料で読んでみたのだけれど、コロンボのような、古畑任三郎のような犯人と刑事との頭脳戦が苦手な私には少し物足りなかった。好みの問題ですね。

  • 人を殺してその問題を解決しようという時点で頭は良くないっていう話。

    作者がコロンボ好きな情熱は伝わった。
    ただ、やっぱり倒叙形式は面白味が感じにくいなーと思ってしまった。

  • 「可もなく不可もなく」

    女性版コロンボ。カルト映画に興味があったり、やたらお酒が強かったりと個性は面白い。でもストーリー的にはそれぞれ短編から中編といった作品なので、若干説明不足の感あり。シリーズ化されているが、続けて次作を手に取る程では無かった。。。

  • 短編が四本収録/ コロンボや古畑のような女刑事の倒叙もの/ 短編なのでフリがきかせられないせいか、後半は少し飽きてきた/ そう考えると犯人の判明している倒叙ミステリーは、動機が一番大切なのかも知れない/

  • コロンボ愛 を感じる。
    ドラマ化される直前に読んだ。
    ドラマ版ほどウザい感じではない印象

  • 刑事コロンボ(倒叙スタイルの物語展開=仕様が特徴)に魅了され熱狂的ファンとなった著者のその想いを形にした(叶えた)作品集。コロンボ・シリーズ白眉の「別れのワイン」のエピソードを巧く自作におりこんだりとくすぐり(遊び心)が愉しい。
    ただ短篇であるせいか、犯行とアリバイにかかる知恵比べというか攻防戦(凌ぎあい)は稀薄なもので、あっさり(易く)アリバイ崩しは成されて逮捕という薄味な印象。感情表現乏しいオタクの気のある福家のキャラクターはユニークであるのに作品はいまひとつ佳作どまりなのがなんとも惜しい。
    福家警部補シリーズは第4作まで刊行されているらしい。本作にはない粘りある物語展開が愉しめるかも。
    収録作品中もっとも出来のいい「オッカムの剃刀」は数年前に偶然NHKで映像化されたもの(単発ドラマ?福家警部補役は永作博美。今なら「二階堂ふみ」など適役かと思う)を観た記憶がある。古畑任三郎のような強い引き(惹き)はないが愉しめた作品であった。後年民放(?)でシリーズ化され放送された模様。

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著者プロフィール

大倉崇裕(おおくら たかひろ)
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第二十回小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。代表作である白戸修シリーズ、福家警部補シリーズ、警視庁いきもの係シリーズは、いずれのシリーズもTVドラマ化されている。

「2022年 『殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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