未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか (PHP文庫)
- PHP研究所 (2009年1月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569671307
感想・レビュー・書評
-
「志」を持つことの大切さ。
モチベアップに最適!
読み返す価値あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
流し読み。
今の自分には具体性にかける。
道を見失いそうになったときに読み返したい。 -
人を大切にするということ。
互いに成長するということ。 -
B09037
サブタイトルの「なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか」とあるとおりの
内容が描かれている。
その理由は5つ。
「悔いの無い人生」を生きるために
「満たされた人生」を生きるために
「香りある人生」を生きるために
「大いなる人生」を生きるために
「成長し続ける人生」を生きるために
中途半端に内容を書いては書いてあることが伝わらないので、
ぜひ読んで欲しい。
さて、この「志のリレー」を誰に渡そうか。 -
田坂広志著「未来を拓く君達へ~なせ我々は志を抱いて生きているのか」PHP文庫(2009)
* 「志」とはなにか?
→与えれらた人生において、己のためだけではなく、多くの人々のために、そして、世の中のために、そして、大切な何かを成し遂げようとの決意。なぜ志を抱いて生きているのか?それは「悔いのない人生」を生きるためである。そして「志」とは未来を定かに見つめながらも、「心」はこの現在、この瞬間にあることである。人が志を抱こうとするとき、1つの落とし穴がある。それは未来に心を奪われてしまうときである。未来をみて夢想し、心を未来に奪われてしまう。それではなく、「今を生き切れ」。
* フリードニッヒ・ニーチェ
「永劫回帰(えいごうかいき)」・・・この思想の真髄は、1つの物語で語れる。
もし、君がこの一回限りの人生において、様々な人々と出会いながら、人生を精一杯生きている。そして、人生が最後のとき不思議な人物が現れて問いかける。「いま、1つの人生をおえようとしている、お前。もしお前がこの人生と全く同じ人生をもう一度生きよといわれたが、然り、と答えることができるだろうか?」。「ええ喜んで」と答えることができるならば、それは「悔いの無い人生を歩んだ」ということになる。
* 人生における成功
人生における成功とは約束されていない。しかし、人生において「成長」は約束されていない。ただし、もし我々が人生で与えられている苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失を自分の成長の糧とする覚悟があるならば、人生において成長は約束されている。
* 満たされた人生を過ごすには
ただ、漫然と日々を過ごすのではなく、一日一日を大切にして生き、密度の濃い人生を生きることが出来るのだろうか?それは1つの生き方を身につけることで解決する。それは『「明日の死」を意識して生きること』である。つまり「生きる」から「行き切る」。
* 「使命感」とは?
義務から使命へ思いが深まっていくとき使命感が生まれる。自分の人生が多くの人々のために、そして世の中のために大切ななにかをなす為に与えられた。
* 人生には3つの真実がある
「人生は必ず死ぬ」「人生はただ一度しかない」「人はいつ死ぬかわからない」 -
医者から「あと30日の命」と宣告されたならば、一日一日を大切に生きていくはずです。しかし、医者から「あと30年の命」と言われても、生き方を変えようとせず、漠然と日々をすごしていく。30日と30年、何が違うのだろうか?限りある命に違いはないはず。
悔いのない人生、素晴らしい人生を生きるために大切なものは、「成功」ではなく、「成長」である。なぜならば、「成功」は約束されないが、「成長」は約束されるからである。「人生の成功」を目指して山に登っても頂に立つことができるかどうかは、分からない。しかし、「人間の成長」を目指して山に登るならば、その山道で出会うすべての苦労や困難が糧となり、「確かな成長」を遂げることができる。
では、成長を目指すためにはどうしたらよいのか?それは、「志」を抱いて生きることである。「志」があるからこそ、挫折や敗北に直面しても、「人間の成長」の道を歩むことができる。
この本と出合えたことに感謝したい気持ちです。漠然と日々を過ごすことのないよう、時々読み返そうと想います。 -
友達からのプレゼント。
時間は平等じゃない。
だって、早く死ぬ人も遅く死ぬ人もいるやん。
人生が長くても短くても、充実した人生を送ろうよ。
まず最初のプロローグ。
ただ一言、心を込めて伝えたい。
ありがとう。
それだけで、この本手に取ってありがとうって感じだった。
やる気でます!
おすすめ! -
わかりやすく生きる意味を問い、自ら問われていることを知る。
-
わたしの人生観に決定的な影響を与えた本。
ページ数、文字数は少ないですが、内容は濃くてシンプル。
「生きる意味」の一つの答えがここにある。
いつも前を向いて生きるようになったと思う。 -
「悔いのない人生を生きる」という当たり前のことを深く考えさせられた。
筆者は悔いのない素晴しい人生を過ごすためには「志を抱いて生きる」事を主張している。「志」とはよく使う単語であるが、今まで良く考えたことはなかった。
しかしこの本を読んで、志とは生きている時代・社会を良くするするため、力を尽くして歩むこと。そして、未来の世代にこの志を伝えることが私達に与えられた使命であるという。
「一隅を照らす、これ国の宝なり」という言葉もこれから働く私にとって心に響いた言葉である。
人は必ず死ぬ、人生は1回しかない、人はいつ死ぬか分からない、このことを胸に精一杯成長していきたいと思わせてくれた本であった。