- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575526547
感想・レビュー・書評
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ほっこりする話かと思えば、
最後の方で、予想外の展開が起きる話で衝撃的でした。
人それぞれの過去や苦悩などがあり、それに向き合う姿がとても良かったです。
過去に縛られずに、今を大切に生きることを学ばせてくれる小説でした。 -
ほのぼのした話かと思ったら予想外の展開で驚いた。筧さんの料理はどれも庶民的で身近に感じた。
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初めて作者。
ほっこり系かと思ったら、がっつり仕込まれてた。
そんな背景ぶっこんで来るとか聞いてない(泣)
え、さらにそれも被せてくるの(泣)
群像劇だけど、最初の話から「こいつ面倒くさい……」てキャラでどうしようかと思いつつ読んで、ご飯は美味しそうだけど、途中から不穏過ぎる。
上手なんだけど、これ最初に読むのは失敗したかも。
ていうかもう現代物で普通の人が主人公の奴は思わぬカウンター喰らうからもう読むの止めようかな……
次読む予定のもちょっとヤバいかも。
カバーデザイン / 鈴木 久美
カバーイラストレーション / マメ イケダ
注記 / 文庫化にあたり加筆修正 -
文字が美味しかった!原田ひ香さん大好き
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闇。でも結局人は美味しいご飯を食べるために生きている。鹿のあたりが1番衝撃。
☆桃田にとっては、世の中のほとんどすべてほ物事は「プログラム(ソフト)があるかないか」「ないなら誰かが作っているのか」「いないなら、自分に作る気があるのか」と言う3項目でできている。そして、もちろん、自分で作る気がない、もしくは興味がないならすぐに忘れる。 -
意外な終わり方で驚く。
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グルメ小説(?っていの?)のほっこり系かと思いきや…
料理は美味しそうだったけど。
意外な方向に話が進んでいったなー -
想像していなかった結末だった。
だから、最後どうなるか気になってしょうがなくて一気に読んでしまった。
原田ひ香さんの小説は、とても身近なシチュエーションがテーマであり、登場人物の気持ちや行動が丁寧に描かれていて、とても読みやすく、私はすきだ。
この本の結末に対して、人を簡単に信じ込んではならないなという危機感をおぼえた。
また、お米と出汁の偉大さに共感した。