- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591137352
感想・レビュー・書評
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日本一有名な正義のヒーローを生み出した人は正義というものをどのように考えていたのだろうかと読み始めた。
信念のようなものと柔軟な発想を併せ持った人なんだなと思い、言葉ひとつひとつに強い力を感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やなせたかしの人となり、生き方がよくわかる。正義は振りかざすものではないと言うメッセージがキチンと伝わってくる。
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幼い純粋な時代にアンパンマンに触れることができて本当によかった。正義というと偽善ぽく感じられるときもあるけれど、この本で語られているのは素朴だけど大事な正義なのだと思う。
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『私が正義を語るなら』と題していますが、それに続く言葉は『一通りを語ることになる』と続くのではないかと思いました。
やなせさんの人生について、代名詞作品アンパンマンの制作について、アンパンマン制作を通して伝えたかった正義をメインに帯やタイトルを飾っていますが、魅力的なキャラクターを作るとは何か?にも焦点が当てられており、読んで学ぶものが多い。ありがたい一冊です。 -
非常にシンプルな結論から、多彩なキャラクターと表現を産み出すやなせたかしさん。
ネットや雑誌等で断片的に読んでいた、彼の思いが
まとまった形で読めたので良かった。
子供向けのお話を、子供をなめずに作っているその姿勢に
真っ直ぐさ、誠実さを感じた。