働かないの: れんげ荘物語 (ハルキ文庫 む 2-5)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439374

感想・レビュー・書評

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  • ゆるく読みたい時にちょうど良いお話。時がゆっくり過ぎていく。もし、れんげ荘がなくなったらキョウコ達はどんな生活をしていくんだろう?

  • 月々10万円の預金生活者キョウコさん、れんげ荘での一人暮らしも3年経過して48歳になった。世の中の基本的な成り立ちから降りて、毎日、穏やかに人になるべく迷惑をかけず、納得してひっそりと生きる日々。。。

  • 2021年33冊目。再読①
    いろいろ悩みはあるけれど…読書に散歩に刺繍に住民、クマガイさんとのおしゃべり。あー、なんて最高な日々なんだ!!!「本がいくらでも読める環境」この言葉大好きだわ。

  • キョウコさんの日常その2。
    新しい住人、チユキさんのことを詮索したがる自分に嫌気がさして新しいことを始めたキョウコさん。刺繍に悪戦苦闘、疲労困憊。いいなあ。
    同級生マユさんと刺繍の先生サトコさんも好き。
    チユキさんと2階への探検もワクワクしながら読んだ。
    人と比べて落ち込んで、気を取り直して前を向く。花を飾る。本を読む。散歩する。いいなあ。
    一番共感したのは会社時代の人間関係。マウント女子や自分だけ得をしたがる人たち。そこから去ることができたキョウコさん、いいなあ。
    わかるなあ、いいなあが詰まってるお話。好きだなあ。

  • 連続して読了。
    主人公の心の叫びである「働かないの」がお題に。
    新しい人物も出てきて、ますますホッコリできました。

  • 20200903-0906 れんげ荘シリーズ第2弾。タイトルが今の私にピッタリ。家族持ちで疾患持ちの私には無理だろうけど、心穏やかに過ごせますよう。皆んなが願っているよね。

  • 2020.08.29

  • 引き続き貯金を切り崩して生活を続ける主人公のアパートに若くて背の高いおおよそこんなところに住みたいなんて思わなそうな女の子が引っ越してきて、さらに周りが賑やかになっていきます。
    わたしも素直に感動したりとか出来ないたちなので、彼女の自然な行動は好ましく思います。
    虫がダメなので私は住めないですが、それでもはたから見る分にはいいな、スローライフ。

  • れんげ荘物語第2巻。

    45歳にして仕事を辞め、1人暮らしをはじめたキョウコ。
    1人暮らしも慣れてきたが、生き方に惑うことは変わらない。

  • 一生分働いたと思ったから、40代後半で仕事を辞めて、月10万円で生活する。
    あぁ、羨ましい…。
    ボロアパートでの慎ましい暮らしぶりが、精神的な幸せに繋がっていることが、本当に羨ましい。
    が、ラスト、老後のお金ってそんなに大事だとは思わないと言うが、それって、一千万円程度の預貯金があるから言えるんだよね。一千万円でも慎ましい生活は必至だけど、そこにすら到達していない同世代の身では、その程度のお金でも大金ですよ。
    だからやっぱり老後のお金って大事。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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