働かないの: れんげ荘物語 (ハルキ文庫 む 2-5)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439374

感想・レビュー・書評

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  • うわ〜〜どんな軸で生きてもいいから、
    他の人の生き方になんか思うのだけはやめたいし、物差しはひとつじゃなくて、白黒つけられるものでもなくて、じゃあグレーってわけでもなくて、なんならピンクとかでもいいっていうか

    れんげ荘が少しでも長く、そこに在りますように!

  • 会社の同僚に勧められて、ざくっと読んでみた。バリキャリから会社を辞め全くの無職×月10万円生活。自分のことと重ねて見ちゃうけど、読んだタイミングのせいか、あまり羨ましくは思えなかった。全くの無職はやっぱりしょうには合わないのかなぁとか。むずい

  • 東日本大震災にも倒れなかったれんげ荘!
    働かない理由をきっぱり言ってのけるキョウコに拍手!

  • 第一弾の読了後すっかり魅力にハマり続編を読むのが楽しみでした。キョウコが変わらずれんげ荘での生活を送っていることに安堵し大きな波が来ない穏やかな日常をシェアしてもらいました。自分にしっくりくる本に続編があるって宝物みたいです。

  • キョウコが人のためになったり、生きがいを感じるようなことをしないのがいい。安心する。

  • 刺繍を始めたり止まったりしているところで皆からのアドバイスが良い。
    千里の道も一歩から、一つずつやっていく。
    仕事にも楽器練習にも言える事だ。

  • 読んでいると、ついつい今の自分の生き方を再点検してしまいそうになる。
    月に10万円で暮らす・・・
    ついでに作家が「本は図書館で」みたいな話書いちゃって大丈夫なの?なんて余計ことを心配しまいそうになる。
    しかし、れんげ荘の登場人物、映像化された場合のキャスト、たいてい予測できるよね。

  • 一日24時間が丸ごと自分のものといううらやましい主人公の日常を書いたお話。すぐに触発される私は、主人公が刺繍を始めたのにシンクロして、来年冬物のコートを縫いたくてしようがない。今からゆっくりやれば間に合うだろう。

    こういうストーリは、似ても似つかない主人公に自分を重ねてしまう悪い癖というか、よい読者の自分。たくわえもなければフルタイム会社員で要介護の家族がいる身分、シチュエーションが違いすぎるだろうと自分につっこみを入れつつ、コートの型紙を探し始めている。

    次は「ネコと昼寝」ね。メモメモ。

  • ゆるく読みたい時にちょうど良いお話。時がゆっくり過ぎていく。もし、れんげ荘がなくなったらキョウコ達はどんな生活をしていくんだろう?

  • 月々10万円の預金生活者キョウコさん、れんげ荘での一人暮らしも3年経過して48歳になった。世の中の基本的な成り立ちから降りて、毎日、穏やかに人になるべく迷惑をかけず、納得してひっそりと生きる日々。。。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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