カイジ 「命より重い! 」お金の話

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132970

感想・レビュー・書評

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  • カイジが好きなので買った本。
    カイジ寄りというより経済学書という感じでちょっと期待ハズレだった。
    内容に目新しいものは無かったがもっと若い頃に読んでたら未来が変わってたかもしれない。カイジみたいに考えるわけじゃないけど参考になるところもあった。古い本だけど(2013年)読みやすい本ではある。

  • 1円当たりの満足度で、買い物を判断する。
    働く力、何があっても働けるという信念。
    最悪の事態を想定すること。

  • 「カイジ」はアニメ化や映画化もされていますのでご存知の方も多いと思います。

    こちらの本は、カイジの中の話を切り口にしながら、クレジットカードや消費者金融、
    公営ギャンブルなどの損得や陥りやすい罠について書かれています。

    貯めても、増やしても、使い方がわかっていなければすぐ無駄な浪費をしていまいますし、
    守り方がわかっていなければ誰かのウマい話にのって失ってしまいます。

    この本の扉には次のカイジからの引用文があります。
    「勘違いするなっ…!ガキめらっ…!金っ…!金はな…金は命より重い…!」

    借金苦などで自殺してしまったりするのは馬鹿らしいですが、
    下手な借金は家族に相続されて自分が思っている以上に迷惑をかけることになります。

    お金のディフェンス力を高めて、せっかく稼いだ、増やしたお金を
    しっかり使えるようになりたいとおもいました。

  • マネーリテラシーを身につけるべきという話。
    世の中には、信じられないくらい損をする金融システム、商品が沢山ある。自分を守ることができるのは、自分だけであり、正しい知識と判断の重要性を実感した。
    お金はいくらあっても、お金の不安から解放されることはない。お金に振り回されないために必要なのは、時代に適応してどんな仕事をしてでも生きていけるという自信を身につけること。迷ったら、変化を選び、安定にしがみつかず、対応力を磨いていくこと。
    お金の使い方として納得したのは、一円あたりの満足度が高いものを買う。また、自分の労働時間に換算して考えてみるということ。いくらあっても満足できなくなってしまう浪費は、自分の考え方でコントロールするということは、特に学びになった

  • 借金の話が多い。
    今の生活からは考えられないが、クレジットの怖さや儲ける仕組みが分かった。
    オフェンスより、ディフェンス(使う、守る)ことのリテラシーが大事。
    金で「幸せ」は買えないが、「自由」は手に入る。

    ★金額が増えるほど、人は1円を軽んじる。
    収入に合わせて生活レベルを上げると、下げるのが大変。

    ★コスト把握力、サンクコスト
    せっかくお金払ったのに→なかったことにする、ゼロペースで考える→ベストな判断、これからに目を向ける

    ★「仕事」が人を救う
    働き、社会と交わり、自分の足で立っているという自覚が、人を貧しさから救い、人間にする。
    働き続ける能力=変化を怖がらない
    今日活発に動いている人は、明日も活発。
    今日止まっている人は、明日も止まる。

  • この本は漫画カイジを通して日本人のマネーリテラシーの低さに警鐘を鳴らす内容となっている。タイトルにもある様に「金は命よりも重い」とは知らないければならないお金の知識を知らない為「お金が命よりも重い状況を作っている」と主張。知らなければならないお金の知識「稼ぐ」「貯める」「使う」「守る」の中の「使う」「守る」の2つを主にフォーカスして書かれている。個人的には原作を読んでこの本を読んだほうが内容がより入ってきやすいと思った。私は原作を読んでいたのでスムーズに楽しみながら学べた。ざわざわ

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    お金

  • ○ビジネス書作家である木暮氏の著作。
    ○有名人気漫画である「カイジ」をベースに、借金の構造と行った身近な金融の基礎知識について解説。
    ○基礎的な経済学用語や金融の仕組みについて、平易な言葉で説明してあり、漫画の引用もあり丁寧で分かりやすい。
    ○この手の経済系・金融系の話しが苦手な人には、オススメ。

  • カイジ好きな人には楽しく読めると思います。

  • 以前読んで膝を打った、『働き方の損益分岐点』の木暮太一氏が『カイジ』を題材に書かれた、お金の本

    私が、『カイジ』やら、『ウシジマくん』が好きなのはこの本に書かれているような示唆を得ることができるからかもなぁと思ったりしました。

    ちなみに出てきた問題は全問正解できたので、ある程度お金については分かっているんだと思うのですが、最後の辺りの貧しさを退けるための心構え(迷ったら変化を取れ)なんかは心掛けてみようかと思います。

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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