かわいそ笑

著者 :
  • イースト・プレス
3.15
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本棚登録 : 1105
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781621111

感想・レビュー・書評

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  • うーん、もっとなんかスッキリする終わりかと思ってたら結局何?って感じだった。
    途中までおもしろく読んでたけど、最後がな…微妙。
    同じような話に芦田央さんの「火のないところに煙は」があるけど、あっちの方が好き。またはネットで話題の「近畿地方のある場所について」のほうが秀逸では。
    もうちょっとなんかあるとよかったな。

  • ゾワゾワ系ホラーだった。「あらいさらし」の話が不気味。あと読んでる途中途中で精神的にくるというかビックリしちゃう感じあり。
    2000年くらいのネット界隈懐かしく読んだなー

  • なんかよく分からないけど加担しちゃったし呪われるらしい
    あらいさらしの章良かった~~
    梨さん同人やる人の解像度爆高で笑っちゃった
    インターネット歴長いとホラー要素以外でも楽しいかもしれない

  • つまり
    この本を読んだ人が
    かわいそ笑
    ってことか笑

    不幸の手紙ならぬ
    不幸の本ってわけ笑

    わざわざ買って読んだのに
    そりゃあないよ笑

    それでこんな感想まで
    書いてるんだから
    まったく作者の思うつぼ笑

    そして
    ネタバレ含んでるのに
    この文章読んでる人も
    かわいそ笑

  • インターネット上に伝わる多くの怪談で、何故か特定の「あの子」が被害に遭う。

    うーーーーーんよくわからん!!!!ちょっと高度すぎたなあ。最後の方は全然意味が分からないけど雰囲気で怖いみたいな感じだった。一番「うわああああ」って思ったのは個人サイトの小説の後書き部分だよ!!!すげーよ!!親の顔より見たレベルの文章を完全再現してる!!マジで叫んだ!!やめてくれ!!あまりのアイタタタ具合に私のライフはもうゼロよ!!!

  • 漫画「怖い話はキくだけで」が、漫画を生かした怖さでとても面白いので、その原作者の本ということで読んでみた。
    ネット創生期のオカ板の書き込みやメールを集めて、一つの怪談を浮かび上がらせる手法。
    この手のものだと、文章自体は「近畿地方のある場所について」「忌録」の方が面白かったかな。
    ただ「怖い話もー」の方もそうだけど、メインに見える怪談部分は特にそうでもないんだけど、読み進めると話と話の隙間に別のものがチラチラ見えるような、文章よりも構成の面白さがある。

    この話も、読み進めることで読者自身が呪いを生成することになっていて、読者自身が怪談の当事者になるというのがとても面白い。

    虫の幻覚の描写が気持ち悪く、久々に寝るとき少し怖かった。
    あと転載OKのQRコードもあるけれど、たぶんあれが写っててああいう意味なんだろうなみたいな予想はつくし、やっぱり怖いので、読みとってないし転載もしないでおきます。
    なんだかんだ言って結構怖がってるかも笑

  • わー!すき!
    ちゃんと怖くて嬉しかったなぁ

    昔のインターネット思い出しちゃった

  • 記事や投稿などを読み進めていく中で徐々に見えてくる全体像がホラーとして怖さを感じました。
    気味悪さはありますが、最終的に何というところもわかりにくく、敢えてでしょうけども文章が読みにくいので単純に疲れてしまいました…
    つまらなくらないですが、個人的には面白くもないかなぁ、というところでした、、

  • 怖い話というよりは世にも奇妙な物語とかストーリーランド系の気味の悪い話って感じ。
    普通に面白かったけど本文の紙が小説によく使われるやつじゃなくてかったい紙だからとにかく指と手首が疲れて一気読みできないし、続きが読みたい気持ちよりも「手が疲れるから早く読み終わりたい」という気持ちになっちゃった。
    本文用紙をわざわざ硬くしたのも意味があるのかな…これがなければもっと楽しめたのに…もったいない…

  • たぶんネットの怖い小説を紹介する記事を読んで買ったんだと思います。表紙のデザインやページをめくってすぐ出てくるQRコードなど、こちらを不安にさせてくるような構成はよかったです。夜、寝る前に本書を読んでいたのですが、部屋の静寂が嫌に気になってしまい、何度も本を置いて布団から部屋を確認してしまいました。そして、第1話の引き延ばした写真のページは本当に怖かったです。しかし、それがピークであとはよくわからなくなってしまったのが残念でした。おそらくもう一度読み返せば納得できると思うのですが、そこまでの気力は起こらず。狙って書いているのだと思いますが、なたらと長く読みづらい文章もそれを阻んでいます。気が向いたら読み返そうかな。
    QRコードは気味が悪かったので結局見ていません笑。

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著者プロフィール

インターネットを中心に活動する怪談作家。日常に潜む怪異や民間伝承を取り入れた作風が特徴。主な作品に『かわいそ笑』(イーストプレス)、原案『コワい話は≠くだけで。』(KADOKAWA)などがある。そのほか、2021年10月よりWebメディア「オモコロ」でライターを、BSテレ東「このテープもってないですか?」で一部構成を担当するなどあらゆるメディアで活躍している。

「2023年 『6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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