- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796661942
感想・レビュー・書評
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なかなか印象に残るタイトル。テンポよく進んで行くので読みやすかった。結末があまり好みでなかったので星3。
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人は美食を追求するとタブーさえ犯してしまうのか…
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中盤までは料理の手法、料理に使われる素材など食に関する薀蓄が続き、料理好きにはたまらず、逆に早くミステリーの世界に浸りたい人には中だるみと感じ物足りないのではないかと思う。
"このミス"での大賞は最後のほうで畳み掛けるように一気に明らかになる顛末にあるのだろう。
気分さえも悪くなるこの描写は人によっての好き嫌いがはっきり別れると思う。
女性、特に妊婦の方には嫌悪感を抱く人のほうが多いのでは? -
もっと良いものを、もっと珍しいものを、もっと!もっと!の末の狂気
それを途中で気持ち悪くなるほどにリアルな表現で突き進んでいく…
軽妙なシーンで緩和されているけど、重いテーマ
これが映像化されたら見るのに勇気がいるなぁ
そして最後の一行まで気が抜けない怒涛の展開 -
恐ろしい本を読んでしまいました…。めくるめく美味の描写はこれまで読んだ作品の中でも輝くものがあり、これにミステリーとは何て面白そう♪なんてウキウキしながら読んでいたのは後半まで。まじか…いやいや…とページをめくる手が止まる終盤。これは読む人には相当な嫌悪感じゃないかと思います。禁断のパンダなんてタイトルと、どことなく不気味ながらも可愛い感じの表紙に騙されました。ラストもラスト。貴史(幸太だと最初思っていた。ミスリードに引っかかりました)が手を出したのは…正に禁断のパンダです。続編も借りてるんですけど、どうしましょうね…。ボトムレスもこんな感じだったなぁ。
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久しぶりにタイトル&ジャケ買いしましたあせあせ
ミステリー大賞をとった作品の様ですが、ミステリーの要素よりも、グルメの描写がとてもいいです。
印象としてはグルメ75%、ミステリー25%です。
ただし、最後の数ページはかなりインパクトがあります。
まさかそこまで・・という事を躊躇無く書ききっています。
ミステリーというかパニック小説とでもいうか・・
レビューの星の数にとても困りました。
わたしは★3つかなぁ・・
他の人の★の数が気になる本です。 -
さすがシェフと唸らされるほどの料理知識とテイスト描写。単に知識のベルトコンベアーでないことはありありとしたリアルな筆致から伺える。料理がこの作品の中で生きているというかね。んで、それとは対照的なほどに死んでるのがミステリーの部分。警察管内の描写の弱さ、犯人とのやりとりは浮世離れしていて、地に足がついている料理パートと雲泥の差。発想が東川篤哉に似ている気がしたが、彼なら料理パートをミステリーに絡めることで、もっと言うと謎解きに絡めることで、逆に料理パートを非現実的にしてバランス取るんだろうなーなんて感じた。いやまあでも面白かったかな。最後の軽薄な展開は個人的に好き。箸休め♪
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フランス料理食べたくなりました。
パンダはそういう意味かあ。
そして何故関西弁? -
料理がおいしそう。レストランに行きたくなります。
しかし、それ以外の文章が下手でちょっと辛かった。