今やる人になる40の習慣

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800209092

感想・レビュー・書評

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  • 若者が「今」やる人になるための本。

    あとがきに、非常に心に響く記述があったので、本文には一切触れず恐縮だが紹介したい。
    著者は自身を「若い頃にたくさんの失敗をして、
    [負けの法則]を糧に生きてきた」として
    「若い人には、萎縮して失敗を恐れず、今やる熱い人になってたくさん失敗して欲しい」と本書の中で述べている。

    ふかわりょうが、あるラジオ番組で「最近は、[水に流す]ことが少なくなってきた」というのを聞いたのを思い出した。
    特に最近は、一つの失敗を徹底的に叩くような風潮ができあがりつつあるのではないだろうか。

    著者も述べているが、そのような世の中を作っているのは我々大人たちであり、その結果若者を萎縮させてしまっては、ゆくゆくはこの国にとって大きな損失となるに違いない。

    能力ある若者が世に出やすくするために、我々大人たちも考えることがあるだろう。

  • 一つ一つの習慣が4ページにまとめられている。図解もあってわかりやすい。【人生のアイウエオ】
    「人をアイして,ウンを逃さず,エンを尊び,オンを忘れず」(p. 185)

  • 今でもテレビで活躍する東進の林先生の著書第2弾。
    本書では前作よりより実践的な話が多いと感じました。
    行動、思考法、習慣、それぞれの観点から回りから一歩抜け出すことが書かれていて、提出期限の早さの重要性、一週間の過ごし方、記録することの大切さなど実践的なところから今からデキる人になる秘訣が書かれていました。

    ほとんどの項目が4ページで書かれていて、最後が図解されていて非常に理解が進むとも感じました。

    昔から大切にされていた習慣や現代社会で適応する能力など氏が思いが伝わってきました
    全体的に大切なことは自分と真摯に向き合い、常に挑戦していく姿勢が大事にしていくということだと感じました。
    あと、人として当然であることを行っていくこと。この2つを極めていくことで氏の言うデキる人に近づいていくことではないかと感じました。

  • ”いつやるか?今でしょ!”のフレーズで有名な林修さんの本です。自己啓発の本を読んだ事がある人には、”聞いた事があるな~”っという内容があるかもしれませんが、現在、旬な林先生の言葉の方が頭に残るかもしれません。内容的には難しい事が書いてあるわけではないので、実行するかしないかだと思います。”人生のアイウエオ”、素晴らしい言葉です!

  • もっともなことが短すぎず長すぎない文章で解説されている。構成が参考書に似てるかも。ややリーマン向け。

  • 自分が少し成長した気になった!

    人生のアイウエオが特に印象に残った

  • 「いつやるか? 今でしょ!」の林修さん。

    シンプルだけどインパクトのあるフレーズがTVCMで話題になり、バラエティー番組など様々なメディアに出始めた頃は、きっとすぐ飽きられて消えてしまうんだろうと思ってました。

    でも、まだしっかりと生き残っておられます。それどころか、ますますご活躍のご様子。

    この方、テレビで見ていても、確かに話はすごく上手だし面白い。あの池上彰さんとはまた違った意味で、時代の要請に応えている方なのでしょう。

    個人的にも、一体どういう方なのか気になっていましたので、この本を買って読んでみました。

    過去には株や競馬で大きな借金を背負うなど、相当な苦労をされてきたそうです。
    そんな状況の中でも、決して自暴自棄にならず、塾講師という仕事に誠実に取り組み、しっかりと結果を残してこられた。

    たまたま運良くあのフレーズが当たって売れっ子になったと思われているかも知れませんが、運が巡ってきたときのための準備を普段から怠らないこと、またそれを確実につかむための驚異的な熱意や情熱には目を見張るものがあります。

    やはり、自分自身をしっかりと見つめ、地に足のついた活動されている方の話は、非常に腹に落ちやすく有意義でした。

    以下に、特に気になった部分をメモしておきます。

    ・日曜午後からは「戦闘モード」に戻る

    週休2日制ならば、まず土曜と日曜を完全に分けて考える。
    土曜日は明確なオフの日として完全に別人となり、普段なかなかできないことをやる。例えば家族との時間や本や映画、ボランティアなど。
    日曜日は、午後または夕方から、翌日から始まる1週間のシミレーションを徹底的に行う。仕事の量や流れを確認し、こんなふうに月曜から金曜まで時間が流れていくだろうなと、しっかりイメージしておく。そして、「よし、よい1週間にするぞ、よい1週間になるぞ」と自分に言い聞かせて眠る。月曜になってから気合を入れているようでは遅い。

    ・企画書はすぐ翌日に出す-早いということのプラス効果

    早いということ、特に予想を上回って早いということには、計り知れないメリットがある。仮にミスがあっても早ければ「時間的余裕」と「心理的余裕」により、人は寛大に対応してくれるもの。

    ・「自分はやれる!」という自信をもっている

    自信なんて、そもそも根拠がないもの。また、そもそも未来に向けて用いられる言葉。過去の経験から、たぶん今度も大丈夫だろうというのはただの憶測。
    人にできることは、ゴールという未来から逆算して、現在、その瞬間に自分のできるベストを尽くすことだけ。成功を目指して、今できる限りのすべてのことをやっている、だから、これ以外にはやりようがないというプロセスに責任を負って現在に集中する姿勢そのものが、自信の根拠の代役を果たしている。
    自信がないと思い込んでいる人から感じるのは「雑念が多いなぁ」ということ。失敗したらどうしようとか、できるはずがないとかゴチャゴチャ言ってないで、目の前のことに集中すればいいのに。そして結果が出てから考えればいいのに。全部成功することはありえないように、全部失敗することも稀。自信がないという人は、まず、自分がやれると信じ込むこと。目的の実現に向けて、今この瞬間に、目一杯努力するだけ。失敗した場合には、その結果を真摯に受け止めることが必要。その上で、自分のやったことのプロセスを徹底的に検証すべき。そして十分な反省の後には、「次はやれるさ」と前を向いていきてゆけばよい。

  • 日曜午後からは戦闘モード。
    企画は未完成の段階でもとりあえず出す、早めに出す。
    集中力を高めるのは生活リズムを一定化かさせる。
    時間を意識することで、集中力を高める。
    仕事の努力は努力ではない。

    自分を客観的に見つめる。
    愚痴や不満を言わない。
    自分はできるという自信を持つ。根拠のない自信を持つ。

  • 愚痴や不満を言うな
    平常心を失うと運を持ってかれる

  • 前著、「いつやるか?今でしょ!」は見てはいないのだが、私の勝手な偏見だったのかもしれないが、本を読んだあとの感想は考え方がしっかりしている方だなと強く感じた。

    もちろん、単なる自己啓発書の一種なのかもしれないが、
    「いつやるか?今でしょ!」

    と言わざるを得ない彼の習慣があるのかもしれない。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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