小野寺の弟・小野寺の姉 (Linda BOOKS!)

著者 :
  • 泰文堂
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本棚登録 : 657
感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803001662

感想・レビュー・書評

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  • 姉弟愛を感じる本。つかず離れずな二人だけど、いつもお互いのことを考えている。二人の掛け合いが絶妙。

  • 舞台の配役を知っているからか、脳内でははいりさんと向井さんのやり取りが繰り広げられていた。
    何気ない日常を静かに、でも笑いももって的確にとらえていて、読んでいて何度も共感ポイントがあった。
    声を出し笑い、そして涙するところもあり、かなりお勧めしたい内容だった。

  • 女優の木南さん 舞台の原作。
    かわいらいい本、とのことで手に取る。

    ほんわかとした日常ですが、とってもゆったりしていて、
    読み心地がいい。

  • 30代の小野寺弟と40代の小野寺姉の話。

    親子でも恋人でもない、姉弟間に漂う空気がよく出ている。
    お互いを思いやる気持ちにほっこりしたり笑ったり。
    最終章は切ないけれど、ちと希望が見える感じで良かったな。

    ちなみに平松先生にはウケた。

  • 舞台化決定のニュースでこの本を知りました。
    一つ屋根の下に2人で暮らす、40代の姉と30代の弟の日常の物語。
    ところどころに笑いが散りばめられていて、サクサク読めます。
    最初はほのぼのしたお話だな~と思って読んでいましたが、最後の章は切なかった~。
    口には出さないけど、お互いがお互いの幸せを願う素敵な姉弟のお話でした。

    舞台作品は本に出てくる内容とはまた別の日のお話らしいので、こちらも楽しみです♪

  • ほのぼのほっこりする物語。こんな風に姉弟で思いやれる関係って羨ましい。親子でも友達でもないけど、この姉弟っていい距離感かも。恋人同志でもないのに、相手の事を一番に考えられる小野寺姉弟は普通に考えると不思議な関係に見えるけど、二人にしか分からない姉弟愛が双方にあるのが素敵でした。

  • 姉弟の思いやりに心温まるお話。失笑してしまうエピソードがいくつもあり笑顔で読める。

  • 安心して悪口を言い合えるような関係って、好き。
    やさしくない言葉を投げ合えるのは、その人から発せられるやさしい言葉を知っているからだ。
    この世に、自分と同じ二種類の血を受け継ぐひとがいる、ってよく考えたら不思議。
    なんて近い存在。

  • 「魔王」「怪物君」の脚本家というプロフィールに惹かれて読了。
    なるほど、ドラマっぽい。読んでいると映像が目に浮かんでくる。舞台化が決まったことでそのイメージはすっかりお二人になってしまったけど(笑)

    誰もが持っている孤独感と誰もが懐かしむ家族のぬくもりが淡々とでもわかり易く心に割り込んでくる感じ。
    やっぱり二人がうらやましいかな。

  • ほっこり、そして、ジーンとくる話。

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著者プロフィール

1975年東京生まれ。学習院大学法学部法律学科卒業。脚本家。演出家。映画・ドラマ・舞台など幅広く脚本を執筆。主な作品に映画「ガチ☆ボーイズ」「信長協奏曲」ドラマ「とと姉ちゃん」「怪物くん」「魔王」「妖怪人間ベム」などがある。

「2022年 『ひまわりがっきゅうって どんなとこ? ~特別支援学級~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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