ユーモレスク

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714278

感想・レビュー・書評

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  • 男性の着こなしに対する美学がかっこいい。
    読後、街行くスーツ姿の男性を注意深く見てしまいました。

  • まさかそんな…うわぁい

  • こういった感じでくるとは思わなかったのでビックリしました。でもおもしろかった

  • 女性視点ということで、いつもの長野まゆみとは違ってちょっと新鮮だ。文体もいつもよりすっきりしている。けど、男色な感じとか美しい少年とかがやっぱり含まれていて長野まゆみ世界。スーツに関する描写が細かくて、セクシーだった。

  • 現実の中の非現実で、
    なかなか落ち着かない感じが、好きです。

  • いなくなってしまった弟の事を思い、その家族や、仲のよかった隣人が淡々と記憶を辿る。特に大きな浮き沈みも無く、本当に淡々と日々が過ぎていく。だけど何故か切なくなるから不思議。ホモなのに厭らしくない。

  • 百貨店で働く主人公。主人公には、6年間行方不明の弟がいる。
    家族は、弟がいつ帰ってきてもいいように準備をして待っている。

    隣に住む元同級生一家との関係や、それを慕う高校生もからみつつ、
    淡々と話が進んでいく。

    この話は、せつないけれど結構好きです。

  • 単純で複雑な人間模様に、ぐいぐい引き込まれました。生きることと死ぬことと残されること、人生についてあれこれ考えさせてくれました。いいお話です。

  • こういう終わり方に弱い・・・。 ユーモレスクのリズムと、オレンジ色の夕日のイメージがあります。

  • スーツ描写とネクタイのいろいろが興味深かった。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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