とある魔術の禁書目録(11) (電撃文庫 か 12-11)
- メディアワークス (2006年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840235815
作品紹介・あらすじ
「えー、"来場者数ナンバーズ"の結果、あなたの指定数字は一等賞、見事ドンピシャです!商品は『北イタリア五泊七日のペア旅行』、おめでとうございます!!」大覇星祭最終日。"不幸"であることしか自慢できない男・上条当麻が、なんと海外旅行のペアチケットを引き当てた。思いがけずやってきた幸運に、上条とインデックスのテンションは最高潮。そして舞台はアドリア海に浮かぶ『水の都』、ヴェネツィア本島へ!憧れのイタリアンバカンスには、ドキドキ★ラブイベントもあったりして!?上条当麻と幸運の女神が交差するとき、物語は始まる-。
感想・レビュー・書評
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珍しく幸運でヴェネチア旅行をするつもりだった上条当麻はいつも通りに事件に巻き込まれた。
もしヴェネチア旅行の当選が仕組まれたものではないとしたら運命は上条当麻という存在を常に求めているのかもしれないね。
今回も学園都市の危機を図らずも救ったけど、当初の目的はアニェーゼを救う事だったから上条当麻にとっては救う事や手を差し伸べる事に対象の大小は関係ないということなのだろうね。
それに上条当麻のそういった部分にみんな惹かれていくのだろうか?
[more]
今回は物語を新たな段階へと進めるプロローグだったのだと思う。
今までの対立者はほぼ個人の範囲内で組織と対立する事は少なかった。しかし、今回の事件で魔術サイドの最大勢力から存在を狙われるようになったと言えるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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本当に、良いように利用されているな…。
何とかしちゃうのが上条さんだけど、割に合わないね。
しかし、主がどうのこうのと言い訳に使われて、当のキリストさんはいい迷惑だと思う。
結局自分のことしか考えてないじゃん。どこに主の意思があんのさ。
キリストさん怒っちゃうよ。
それでも怒らないのがキリストさんか。 -
今回はイタリア編、7巻のフォロー回ともいう。
あいかわらずバトルが始まるまでの盛り上げはいい(建宮格好いいです)んだがやはりバトルシーンがなあ。 -
大覇星祭の最終日、あらゆる幸運を壊してしまうはずの上条当麻に、イタリアへのペア旅行が当選するという椿事が到来します。彼はインデックスを連れてイタリアに行き、そこでオルソラと合流しますが、そこでローマ正教の攻撃を受け、ローマ正教が誇る『女王艦隊』の内部に紛れ込んでしまうことになります。
艦内でアニェーゼと再会した上条は、彼女の部下のシスターたちを救出するという条件で、外へ脱出するための方法を教えてもらいます。しかしやがて彼は、艦隊を統括する司教ビアージオ=ブゾーニの狙いが、大規模破壊魔術『アドリア海の女王』の照準を解除するためにアニェーゼを利用することだと知ることになります。上条は、建宮斎字ら天草式の部隊と合流し、アニェーゼの救出へ向かいます。
本シリーズは、敵方の人物を動かしている心情をしっかり描き込むという特徴があるのですが、今回の敵役であるビアージオについては、あまり背景情報が見られませんでした。あまり魅力的でないキャラクターだからいっこうにかまわないのですが、そのぶん印象の薄いストーリーになってしまっているような気もします。 -
ブクログ登録日以前の読了の為レビュー無しです
※興味グラフ表示させる為に入力してあります -
当麻、インデックスの海外旅行?編。この内容もアニメで記憶にあるが、理解出来なかった分。なるほど、こういう設定だったか(笑)オルソラは好きなキャラ^^;それにしても設定のスケール、スピーディな展開とも感心する。問題は女性キャラが多すぎるってとこかなぁ、あまり色気ないのに(笑)