戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3)

著者 :
  • 堀之内出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906708987

感想・レビュー・書評

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  • 様々な映画や小説、ドラマなどの作品を例に挙げて、これまでのフェミニズムの歴史を紐解くもの。

    見たことある作品の新しい側面を知ることができたり、まだ見ぬ作品に出会えたりしたので、読んでよかったと思える一冊。

    ただ、本書では日本とその他の国(アメリカやヨーロッパなど)の作品が同列に語られているが、実際には日本人にとってのフェミニズムと、欧米人にとってのフェミニズムはかなり質が異なると思うが。

  • 連帯して、どのような社会を目指すのか?
    その先が知りたかった。

  • SDGs|目標5 ジェンダー平等を実現しよう|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/729772

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00257102

  • フェミニズム的な観点からのポップカルチャー〜文芸批評ということで期待して読みましたが、私の知っている批評という風には読めなかった。論文と社会分析の中間のような。AとBがあり、それはCとDに対応する、みたいなクリアな議論はそれはそれでなるほどとはおもうが、それ以上の回路を開くのは難しいと思われる。結局、なんのためにその批評が存在するのかという問題か。六〇年代にありえた連帯が、現代では資本主義格差によって失われているという「まあ、それはそうだろう」という議論を、映画のキャラクターを引いて解説するところが一番面白かった。

  • さまざまなコンテンツに登場するヒロインたちをポスト・フェミニズム、新自由主義的労働環境の状況と照らして論じている批評。

  • ジェンダー

  • 入口は著名な作品だが,説明が今一歩迂遠に感じた。もう少し編集した方が読みやすいかも

  • (後で書きます。参考文献リストは各章末にあり)

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著者プロフィール

【著者略歴】
河野真太郎(コウノシンタロウ)

1974年、山口県生まれ。専修大学国際コミュニケーション学部教授。専門は英文学とカルチュラル・スタディーズ。著書に『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)、『この自由な世界と私たちの帰る場所』(青土社)など。

「2023年 『はたらく物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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