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- / ISBN・EAN: 4988021153256
感想・レビュー・書評
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今さらだけど、ヒットした理由が分かった気がしました。
当時を知らなくても、なんとなく懐かしい気分になれます。大真面目な感動話ではなく、コミカルな部分もあり、笑って泣ける作品だと思います。
まぁとりあえず六ちゃんの東北弁は可愛い♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
涙が止まらなかった。
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茶川さんからもらった存在しない指輪をはめて、電球に手をかざす小雪さんの姿が本当に本当に綺麗で目に焼きついています。
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久しぶりに良い映画を観たな。
日本映画では本当に久しぶり。
舞台は戦後まもない東京。ちょうど、東京タワーの建設時期。
人々の暮らしは今と比べると決して豊かではない。
しかし、エネルギーを感じられる。
そう、途上国で感じたような。
同名の漫画が原作の日本映画なんだけど、久しぶりに良いなと思った。
昔は良かったとは、言わないけど、何か憧れがある。
現代の日々はあくせくしすぎ。
自分は何のために、何が目的で生きているんだろうかがぼやけてしまっている。
何のために、日々を一生懸命に生きているんだろうかと、考えてしまう。
最近、ようやく、何をするにも身体が一番大事、っていう言葉の意味がわかりかけてきた。
まあ、元気に楽しく、無理せず、そこそこ幸せを感じながら生きていければ良いな。そんな人生を送るためには・・・今何をすべきだろう? -
なんて言ってもあの頃が再現されてるのが、凄いと思いました。
TVや冷蔵庫、洗濯機みんな私の子供時代に使っていた物ばかり。あの
時代が一番輝いていたのかも。 -
何回観ても心が平和になる映画。“涙あり笑いあり”というのはまさにコレ。
ちなみにちくま新書から出ている『昭和33年』という本の中で著者・布施克彦氏はこの映画に感動して“昔は良かった”とほざくのは日本人の憂うべき国民性と言っています。
確かに“昔はよかった”“昔は人があったかかった”“昔は夢があった”“昔は犯罪なんかなかった”…この映画を観てこう思う人も多いはず。それがテーマですからね。
布施氏の本もあわせて読んでもらいたい。そうすればわかるのが、昭和33年は結構荒んだ時代だったってこと。
が、だからってこの映画の価値は下がらない!!
この映画に“昔は良かった”を見出していたらそれは幻想なんだろうけど、“小さな一市民の小さな幸せを積み重ねる姿”には忘れていた大切なことを気づかせてくれる。
登場人物一人一人のキャラクターが強烈でみんな大好き♪みんなに会いに夕日町に今日も行ってしまう(映画を観てしまう)私です。 -
映画は期待を裏切らない出来栄えだった。
西岸良平氏のマンガのような「ほのぼの感」が随所に感じられ、何度か目頭が熱くなった。
時代は昭和33年、もちろん携帯もパソコンも無い時代・・・。
東京タワーが建築中の下町が舞台。
オレの生まれた時代よりは、やや前ではある。
しかし、この頃の家族のふれあいの中には「日本人らしい温かさ」が溢れていた。
オヤジ(故人)もオフクロも、オレたち兄弟を育てるために必死だった頃って、こんな感じだったのかなあと想像し、改めて感謝した。
吉岡秀隆も薬師丸ひろ子も堤真一も、皆いい演技だった。
映画を見終えて、出て行く人たち。
一人の人も、恋人と一緒の人も、皆が胸が熱くなったのではないだろうか。
集団就職の若者たちの出会いと別れの舞台だった上野駅中央改札。
「ふるさとのなまりなつかし停車場の・・・」と啄木に詠われた上野駅中央改札。
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「懐かしの昭和」を堪能できて面白いです。コントっぽいズッコケには笑えるし、そうかと思えば涙なくては語れない人情モノです。子供から大人まで楽しめるよい作品だと思います。
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今の子供たちよりは本作に近い時代を生きてきたとはいえ、自分事として経験してはいないから、懐かしいともちょっと違う。でも昭和といえば、みたいな郷愁がタップリ詰め込まれていて、確かに何だかノスタルジーな気分になる。それにしても、器用な役者さんだとは思うんだけど、吉岡が適役とはどうしても思えず、その点には終始引っ掛かり続けたのでした。