しあわせのパン [DVD]

監督 : 三島有紀子 
出演 : 原田知世  大泉洋  森カンナ  平岡祐太 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.74
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本棚登録 : 1750
感想 : 357
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427653627

感想・レビュー・書評

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  • すっごく優等生なご飯の撮り方だし、優等生な演出、優等生な演技なんだけど、それでいいって言えるぐらい、お腹がいっぱいになる。
    これが北海道の良さかは分からないけれど、この暮らしがしたい。
    北海道=大自然のイメージがついて、たくさん老後に来られると困るので、実際はもうちょっと人間がいます。と本州の人には言いたい。

    これと言ってものすごく良いストーリーがつまってるわけでもないし、良い演技があるとか、そういうわけじゃないのに、すごく暖まって、嬉しくて、しあわせになる映画だった。

    公開当初、北海道の手作り商品が集まった特設ブースがあったのだけど、やっぱり、美味しいです。
    いろいろ好きなものを見つけて、こだわって、味わって、好きな人、好きな色、好きな音、好きな匂い、好きな空気、好きな場所、そういったものが、また一段と恋しくなってしまいます。

  • なんだか、じーんとした。
    おいしいパンを観て、おなかがぐぅと鳴った。
    さむい身体にあったかいスープを、ひとりの心にふかふかのパンを、わけあうしあわせ。
    はんぶんこのしあわせ。
    おばあちゃんとおじいちゃんがかわいかったな。
    りえさんとみずしまくんがかわいいな。
    メルヘンと現実がうまく同調してないかんじ、なんだか物語が浮いちゃってる感じが、うーん、だったけど、じーんとしてぐぅとなる、気持ちに正直な映画でした。

  • 矢野顕子・忌野清志郎の『ひとつだけ』にインスパイアされて作成された映画とのこと。
    全編通して、人々の優しさに触れてほっこりする物語なので、心が疲れた時に観るといいかもしれません。
    ですが、個人的には、仲良しメンバが集まって作って演じた学芸会の出し物のように感じられ、”映画”としては低評価になってしまいました。

  • 悩みを抱えた人たちが素晴らしい自然や食べ物に触れて、心の傷を癒す。よくある定型的なドラマなんです。3つのエピソードはどれもまずまず。悪い人が全くいないので気分は良いですが、突き抜けた感動があるわけではありません。

    媒介役(狂言回し)となる夫婦(大泉洋&原田知世)が、なにか訳ありげなんですが、結局曖昧なままで終わる。ドラマとして地に足が付いていない印象です。

    BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。

  • 2012年 日本 114分
    監督:三島有紀子
    出演:原田知世/大泉洋/森カンナ/平岡祐太/光石研/余貴美子/あがた森魚

    東京の生活に疲れたりえ(原田知世)は、夫の水縞(大泉洋)と共に北海道の洞爺湖の傍の丘の上でパン屋カフェの店を始める。2階には宿泊もできる。お店には常連客(あがた森魚)や、地元のガラス陶芸家(余貴美子)の他、さまざまなワケアリのお客がやってきて…。

    パンと料理はとても美味しそう。ただ結論からいうと、空気のきれいな田舎でオシャレなカフェ生活、ちょっと癒し系、どや!ええやろ、どや!感がすごくて、結果、癒されるどころか疲れてしまった…。全体的にポプラ社文庫の本みたいだ(偏見)食堂カタツムリあたりに大感動できるひとなら、そこそこ相性良いのかもしれない。しかしあまりにもテンプレすぎて、私は無理でした…。

    季節ごとのエピソードという点では『リトル・フォレスト』あたりとも共通だけれど、あちらはほんとうに心洗われる気持ちになった。でもこちらは、とにかくエピソードひとつひとつが弱い。説得力がなさすぎる。

    まず夏、東京からやってきた香織(森カンナ)は彼氏と沖縄旅行に行くはずがドタキャンされて一人でここへ。飲んだくれて醜態をさらしたりしつつ、地元の青年で北海道から出られないとくすぶっている時生(平岡祐太)との交流を通して立ち直り、時生もまた東京を目指すという話。香織に魅力がなくただの薄っぺらい女の子だし、理由もなく漠然と東京に憧れてる時生の気持ちも共感できるものではない。

    秋、様子のおかしい小学生の女の子。実は母親が父親(光石研)と離婚して出て行ってしまった。お母さんの作ってくれたカボチャのポタージュが恋しいけれど…。これさ、お母さんが死別だったらまだしも、なんか男作って出て行ったぽいし、それでおせっかいパン屋夫婦がカボチャのポタージュ作るも「お母さんの味と違う」わけだし、結局なにがどうなって立ち直ったのかよくわからなかった。

    冬、ワケアリっぽい老夫婦、奥さんは病気で余命僅かっぽく、二人で思い出の地で死のうとしていたが、パン屋夫妻に助けられて生きる元気をもらうこれもベタな話。春が来て、りえさんは妊娠、でハッピーエンド。ふうん…。

    りえさんは、夫のことをずっと「水縞くん」と呼んでおり、夫は妻を「りえさん」なんか距離があり、最初は夫婦ではないのかと思っていたけどナレーション役の羊(声は大橋のぞみちゃん、可愛いけど起用があざとい)が夫婦だと言ってるので、へえそうなのか、と。思わせぶりに、過去に何か辛いことがあったようなことだけ匂わされるが、伏線でもなんでもなく、結局最後までなんの説明もないまま。

    透明感あふれる原田知世と、ひょうひょうとした大泉洋(北海道だしね)というキャスティングは悪くないんだけど、とにかく全体的に安っぽく薄っぺらい雰囲気だけの映画。久しぶりに時間の無駄だった…。

  • まずまず。
    何の事はないストーリー。
    美味しい物を食べると人は幸せになる。

  • ううーーん…
    最初から最後まで「思わせぶり」で終わってしまった…

    郵便屋が奥さんを見るたびに「キレイだキレイだ」
    というあたりでちょっと気持ち悪いのに、
    その実そんなに夫に心を開いてないのか、みたいな。

    最終的に夫と心が繋がったから赤ちゃん来ました、
    みたいな…何それ?

    北海道と美しい自然、丁寧な暮らしのイメージビデオのようだった。

    私が絵本のなんたるかを理解してないから
    良さが分からないのかなぁ?

  • 2021.1 再鑑賞

  • パン。

  • 舞台っぽい。

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