犬猿の仲ですが王子様との溺愛ルートがまさかの運命です!? (夢中文庫プランセ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 本作の作者さんの作品は8割がた既読で、私にとってハズレがない。いくつかは再読、再々読までしている。
    毒の無さと文章の平易さが合わさってTL小説ではあまり感じることがない温かみを覚える。ヒロインがパニくらない、腐らない、闇堕ちもしない、のもいい。
    というのは無理くりひねり出した理由で、自分ではよくわからないが本作の作者さんの作品が好きだ。TL小説に一家言の有る方や小説そのものに詳しい方にとってはどうかわからないが、好きなのだから仕方がない。

  • 守り石の力で触れていた相手との未来の結婚生活が見えるというのが面白かったです。ヒロインは処女なのに閨の事情をリアルに知ってしまうのも面白かった。そして自分には嫌な相手でも他の人にとってはベストになる場合があるのも面白いです。

  • 侯爵令嬢サマンサが、未婚貴族男女の夏の社交場“ガーデン”に行くようになって早5年。4人までに絞った婿候補から1人を選ぼうとしていたところに、父親から“守り石”が届いた。“守り石”は、結婚する可能性がある人との結婚後を見せてくれるというもので…。

    タイトルに『溺愛ルート』とありますが、転生モノではありませんでした。
    TL。石が見せてくれたのが夫婦生活だったので、TLシーン多めでした。


    サマンサがブレることがなくて良かったです。
    断り方もハッキリしていたし、上手い言い回しだと感心しました。

    王子の態度に「10代か!」ってツッコミ入れてたんですが、理由がちゃんとあって、そこまで考えての事だったのかと驚きました。

    気性や性格は置いておいて、2人目から4人目と騎士の人にはきっと体の相性良い人がいると勝手にフォローしてたんですが、物語内で3人目のお相手が見つかって良かったです。
    伯爵令嬢も、普通サイズでも痛くて辛い思いをしたかもしれないと思うと…。
    本当に良かったと思いました。

  • 予想もしないアイテムと設定ではあったけど、基本的には王子の一途さがストーリーの軸になったので、良い話でした。

  • なかなか婚約者が決まらない侯爵令嬢に、父親から未来視ができるという不思議な石が届く。
    結婚する可能性がある相手に触れると、その相手との未来が見えるようになるのだ。
    祖父や父もその力で仲睦まじい伴侶を得たため、喜んでそれを使用するのだが、見えたのは夜の夫婦生活。しかもなかなかの特殊性癖の数々だった!

    色々なプレイは見られるが、石の力でもしもの未来が見えているだけなので複数ものではなく、ヒロインの身体は清いままなのがよかった。
    自分に敵意を向けていると思っていた相手が、一番自分を愛し素晴らしい結婚生活をおくれる相手だとは素直に信じられない気持ちもわかる。すぐに絆されるのではなく、徐々に誤解が解けるのも良かったです。
    面白かった!

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著者プロフィール

2018年「宮廷魔導士は鎖で繋がれ溺愛される」で出版デビュー。

「2020年 『わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

こいなだ陽日の作品

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