少年をテーマに綴られた短編作品9編を収録したアンソロジー。
お気に入りは、
*「逆転ソクラテス」 伊坂幸太郎
小学生の頃、理不尽に向かって「僕はそうは思わない」そう言える人がいたらヒーローですよね。展開のドキドキ感、懐かしさも感じられる作品で面白かった。
*「ぼくの太陽」小川糸
お母さんの亡くなった旦那さんへの喪失感と、僕の痛いほどのお母さんへの気持ちが伝わってきてきて胸が痛くなりました。
もの悲しい雰囲気なんだけれど愛に溢れた優しい物語。希望を感じるラストも良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月14日
- 読了日 : 2020年10月14日
- 本棚登録日 : 2020年10月12日
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