えほんうるふの本棚

「罪深きイノセントガール」

長文レビューにつき本文はブログでご確認下さい・・・m(_ _)m
http://pictbook.seesaa.net/article/25136922.html

「罪深きイノセントガール」

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「秋の全国交通安全運動」

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「苦しい言い訳」

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「ヒーロー稼業の悲哀」

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「一緒にお茶を」

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「活字中毒のオトナに贈る絵で読むホラーコメディ」

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「全ての老女は妖怪である」

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「かおつきぱんの不敵な笑い」

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オトナノトモでのレビューはこちら↓
http://pictbook.seesaa.net/article/139896551.html

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/123298445.html">深夜の仁義なき戦い（続きを読む）</a>

本作鑑賞後、この映画を観る前から大好きだったD.Bowieの名曲"Space Oddity"と、安野光雅氏の名作絵本「あけるな」の2作が、今まで以上に味わい深く楽しめるようになり、自分にとっては一粒で三度おいしい有り難い映画である。

原作の思い入れを少しも損なうことなく映像化されていたことに感激した。シニーズの演技もさすがだが、マルコビッチの怪演ぶりには恐れ入る。

淡々と進むストーリーにここまで感情を揺さぶられるとは良い意味で予想を裏切られた。逃れられない運命を受け入れるべく、自分に正直に向き合い、メソメソと惨めに死なない為に精一杯のリストを作り、それをたった一人で遂行していくアンの強さに感動。

私の考える名画としての要素をほぼ全てクリアした完成度の高さは、未だに超えるものなし。本国Amazonで買うと激安なのでブルーレイ版を買ってみたら、当たり前のように日本語吹き替えも指定できて嬉しい驚き。

サイレント映画で人間の喜怒哀楽をここまで表現できることに感動。子役が可愛すぎなんだが、まさかこの子があのクーガン法のクーガン君だとは知らなんだ。さすが元祖天才子役！

手負いの小動物のようなフランキーの痛々しさとジョニーの「優しすぎて、まっすぐすぎてイタい男」っぷりが切なくて・・。登場人物がみな痛みを知る人間ならではの優しさを持っているように描かれていて癒される。音楽が効果的に使われたラストも素敵。

この作品に感情移入しまくるような女とは覚悟しておつきあいを。

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/4882949.html">上質な変な老人になりたい（続きを読む）</a>

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/122071811.html">パンドラの箱（続きを読む）</a>

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/130686793.html">特異体質転じて特技とす（続きを読む）</a>

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/122588357.html">サウイフモノニ　ワタシハナリタイ（続きを読む）</a>

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/23473524.html">共依存の甘い罠（続きを読む）</a>

<a href="http://pictbook.seesaa.net/article/5511879.html">BOOK BATONより</a>