伯爵夫人のキャラ設定がすごい
周りの腰元や予の存在
高峰の気持ち
オペラにしたら面白いと思った
手術室と植物園の舞台
熱い 熱すぎる
2023年9月18日
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五時間目の戦争 (1) (カドカワコミックス・エース)
- 優
- KADOKAWA/角川書店 / 2014年10月3日発売
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平成 初頭の若い世代の戦争観を受け入れるべきか?
昭和40年代に生まれ20代の頃に天安門事件、パラグァイ ニカラグァ エル・サルヴァドル ペルーの内戦や紛争、事件に、近接的、間接的に関わってきた、小生には、この戦争観は脊髄反射的に否定をしてしまいます。
しかし、 これが現代日本の現実なのだろう。。。
でも昭和のおやじが否定ばかりしては行けない。
これを受け入れ、話の展開、舞台の設定、言葉の選び方をうまく料理していけば、もっと広い世代にも受けいられ、ロングセラーとなるかもしれないと思いました。
キャラ設定について
多感な思春期な男女が織りなす世界なのだから、強いキャラクター 悩めるキャラクターを揃えるだけでなく、優柔不断なキャラクター、病弱なキャラクターを設定して、その人達を通して、主人公達が、行動選択をして、自分たちのベクトルを作り上げていくと良いのではないかと思いました。 若干キャラが立ちすぎという感じ。
場面の展開について
「出征」というキーワードでいきなり戦地に赴くのですがもったいない、主人公たちの教室を中心に心理描写がドラマチックに描かれていますが、その間に先生や大人たちの心理描写や壮行会など 周りの人たちの思い昔だったら、千本針など、人々の思いを託す、慣習的な儀礼もあったり、します。
また到着先も駐屯地、基地、予科練など訓練期間、訓練環境、徴兵検査やモーメンタムがあるのでそういった戦時非常措置方策下の場面展開でのドラマを据えたら いろんな心情を表現できると思いました。
最後に二点 気になったところ
最後のページ 「絶滅戦争」とありますが 作戦上「殲滅戦争」としたほうが良いかと思いました。
また、冒頭の「めざし」はもっと丁寧に書いたらよかったのにと思いました。
都ちゃんは小生の娘にクリソツなので、今後のキーマンとして期待!
2014年10月12日
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背乗り ハイノリ ソトニ 警視庁公安部外事二課
- 竹内明
- 講談社 / 2014年9月18日発売
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やはり あの一連の事件 事象は本当だったんだとフィクションなのに点と線がつながりました。話の流れがリアルである
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刀伊入寇 - 藤原隆家の闘い
- 葉室麟
- 実業之日本社 / 2011年6月16日発売
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理知で流石だなと思ったのはこの一節
定子からの手紙 ― 手紙に包まれた山吹の花とともに一言、「いはで思ふぞ」
そしてその思いを知った清少納言は返歌に
「心には下ゆく水のわきかへり言はで思ふぞ言ふにまされる」
粋だね!切ないね
平安時代のスターが総出でどーんよ盛り上がっていくが
終盤は・・・・
2014年9月4日
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勝ち組が消した開国の真実―新撰組の誠と会津武士道の光跡
- 鈴木荘一
- かんき出版 / 2004年6月30日発売
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常に思うことですが。開国派、尊皇攘夷佐幕派、尊皇攘夷倒幕派、公武合体派の争いで結果、尊皇攘夷倒幕派における諸外国の干渉と薩長同盟の利害の一致を見て、幕末クーデーターをなし崩し的に時代が変革したわけですが、なぜ尊王攘夷派が進んで欧米列強に開国をし、富国強兵に慢心し太平洋戦争まで、誤った道を進み、未だにその行動が正義だという思想が根強い。
この本はそういった事を日米に事情、ペリーの都合 イギリス オランダ フランス スペインの都合がいかに、日本を巻き込んで、日本を破壊の道に進んだ道程が、わかりやすく書かれている。
ペリーを主軸に置いた観点でそれぞれの利益を考えると、なるほど、今のクリミア、ウクライナ問題に似ているなと思いました。
ペリーは1846年の米墨戦争でメキシコ湾艦隊副司令官として上陸艦砲射撃作戦の成功で、大きな権力と海軍増強の政治力を活用し東インド艦隊司令長官に就任、日本派遣特派使節を兼任
その頃の米国は
1854年 クリミア戦争開始(イギリス・フランス×ロシア)
1856年 第二次アヘン戦争(イギリス・フランス×清)
1857年 第一次インド独立戦争(反英運動の高まり)
1859年 フランス、サイゴン占領
1861年 アメリカ南北戦争開始
という時代で、内外共に混濁した世界になっていた。 フィリピンの植民地化
カリブの制圧などで、事あることに旧宗主国イギリスと派遣を争っていて、イギリスの 清國におけるアヘン戦争などにおける太平洋に向けての覇権争いが激化していった。
その頃日本の薩摩は薩英戦争に負け 一気に開国派に傾き、イギリスの傀儡政権になる ペリーはその頃 琉球を太平洋の要衝としての利用に力を注ぐ
そんな時代の 2014年クリミア ウクライナ紛争 ジレンマの元祖がここにあったと気が付きました。
2014年4月28日
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「悪意の情報」を見破る方法 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)
- シェリー・シーサラー
- 飛鳥新社 / 2012年8月1日発売
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まずは帯に注目をしてほしい。
「DHMOという危険物質が広く世界に野放しにされている」
この危険物質のリスクは
・酸性雨の主成分
・誤って吸引すると少量でも死に至ることがあり
・気化した状態では重度の火傷をひきおこし
・悪性腫瘍を生体検査すると必ず検出される
この危険物質の正体は 「水」つまりH2Oだ
Phが酸性につよければ たしかに 酸性雨になる
水を誤って肺に吸引すればそれは死にいたる
水の沸点は 100度摂氏だからそれはやけどする
人間の生物組成は水に依存しているので必ず生体検査では検出される
もっと言えば 水爆の原料でもある。
こういった論法は 主にマスコミ宣伝 政治によって都合の良い利害抽出によって多様される
決して科学の世界だけではない この本の巻末には
批判 批評をするための知恵20カ条が書かれている
参考になるので是非心に留め置いてもらいたい
1. まとも批判と単なるバッシングには明確な違いがある
2. 意見が対立している、あるいは、科学的合意がなされている、といった主張はいずれも鵜呑みにしない
3. 科学が自分の真価を認めようとしないという自称「革命家」には要注意
4. バイアスはどこにでもある
5. 一次情報に立ち戻って、利害関係者たちがそれぞれどのような見方をしているか調べる
6. 2つの選択肢のいずれかを選ぶしかないように見えても、ホントはそうでないことが多い(単純化の罠)
7. リスクとメリットが示されていても、それで全てとは限らない
8. イノベーションの応用例の一つ一つに、それぞれ独自のリスクとメリットがある
9. 大きな視野に立つと、選択肢を客観的に評価できる(過去、地域など、適切な比較対象をもて)
10. 当初案の欠点を指摘しただけで、代案が最善だという証明にはならない
11. 交絡因子は、原因を見きわめるのを難しくする(相関関係は因果関係ではない)
12. 盲検化試験は、バイアスの影響を排除するのに有用
13. 複数のタイプのデータを組み合わせると、因果関係を立証しやすくなる
14. ある状況下で得られた研究結果は、他の状況に当てはまらないことが多い
15. データの収集方法によって、統計数字が歪められることがある
16. 統計数字を額面どおりに受け取るなかれ
17. 研究結果が真っ二つに分かれている場合、真実はたいてい中間のどこかにある
18. 費用便益分析は、もっとも体系的な意識決定方法である
19. 自分の思考プロセスの弱点を熟知していれば、あなたを操作しようとする相手の策略にはまらずにすむ
20. 1つの問題を掘り下げていくと、いくつもの理解レベルが、層をなしているのが明らかになる
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内臓とこころ (河出文庫)
- 三木成夫
- 河出書房新社 / 2013年3月5日発売
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人間の心の形成で重要な心の働き 尿意を感じる膀胱、おっぱいを欲しがるとき乾きを感じるときの口腔 お腹が空いた時の胃の反応 等の脳への刺激と反応 そして、その反応への学習 、その反応に応じた子供の成長に携わる大人たちが与える影響が 子供も心理的な発達に大きな影響を与える。 なるほどと思いました
源氏物語に引用される 紫式部 この漢詩に強いインスパイアーを受けて 吸収して日本の文芸を作り上げた 彼女の吸収力と感性は凄い
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神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103)
- 安丸良夫
- 岩波書店 / 1979年11月20日発売
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伊藤博文も行き過ぎたといっている通りこの政策は失敗で国家神道という呪縛をかけた 今日本とはいったいなにかと考えたとき 明治維新のタリバーン政権および売国政権を否定しなければ 真の日本の回帰はないのだと思っています。
王政復古はよしとしても 平田 篤胤一派 水戸藩が主導する祭政一致 はイスラム過激原理主義となんら変わらない。
ただ タイトル神仏分離より 神仏判然としたほうが良いと思う。
2013年6月9日
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林家木久蔵の子ども落語〈その1〉お殿さま・おさむらい編
- 林家木久蔵
- フレーベル館 / 1998年9月1日発売
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木久蔵さん現木久扇さんの編纂した本であるが これは大人にも読んでもらいたい この腕白少年は子供のいたずら心、知恵 大人の見栄 エゴを逆手にとる古典落語の妙 すばらしい
また注釈の言葉の説明は忘れられた日本語を良い感じで紹介してくれています
2013年1月5日
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ふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと
- スティーヴン・ストロガッツ
- 岩波書店 / 2012年10月24日発売
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何かもの足りなかった。 新しい発見や気づきもなかった。しかし数学を通して二人の途絶え途絶えの文通が人生を支えあっていたのはわかる。ただ 持論の展開が強く少々押し付けがましい
2012年11月6日
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マキアヴェリ戦術論(新版)
- ニッコロ・マキアヴェリ
- 原書房 / 2010年2月25日発売
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2011年8月15日
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The Last Pope
- Luis MiguelRocha
- Putnam Adult / 2008年8月14日発売
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2011年8月13日
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闇の左大臣 石上朝臣麻呂
- 黒岩重吾
- 集英社 / 2003年7月25日発売
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2011年9月10日
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曾呂利新左衛門: 秀吉の知恵袋
- 童門冬二
- 実業之日本社 / 2003年9月1日発売
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2011年8月13日
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猫男爵 (サライブックス)
- 神坂次郎
- 小学館 / 2002年9月1日発売
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2011年7月31日
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花橘の乱: 在原業平異聞
- 石川能弘
- NHK出版 / 2002年7月1日発売
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2011年7月1日
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三波伸介画・書集: 夢の途中
- イーステージ出版
- イーステージ出版 / 2009年12月1日発売
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すいません立ち読みです。 必ず買います
減点パパや凸凹大学校 笑点で育った私にとって 昭和のコメディアンで尊敬している人です。
絵をみるととても真摯で優しい観察眼をもった人なんだと尊敬します
絵の技量は最近のタレント画伯 やイラストレーター以上の繊細で緻密な技巧の持ち主であったんだなと思いました。
個展をみたいです
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散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
- 梯久美子
- 新潮社 / 2005年7月28日発売
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いまさらながら 手にとって読みました
あえて閣下と称してレビューを書きます
閣下の作戦が当時の軍部で正しかったのか?奇策であったのか?
いずれにしても あの長期戦を戦い抜き 精神的勝利を勝ち得たといってもいいでしょう。
作戦がどう評価されようとも、兵士 部下、家族にとって大きな存在であった
こういう人間でありたいと思います。
米国がまだベトナムを経験していない太平洋戦争でゲリラ戦の恐怖と消耗線の代償は本土決戦選択の余地を与えなかった。
陸軍中将栗林忠道閣下が残した教訓は現代社会に語り継がれるべきであると思う
2011年6月5日
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秘剣,柳生連也斎 (新潮文庫 こ 4-1)
- 五味康祐
- 新潮社 / 1958年7月1日発売
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家康 秀次 秀吉の関係なども してしかりといったところか
疋田影忠はあの兵庫助で壮絶な死をとげた武士か?
2011年3月8日
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カサブランカ (東京学参シネマ・ノベル・シリーズ 1)
- スティーヴン・バークレイ
- 東京学参 / 2000年5月1日発売
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カサブランカのノベライズいくつか読んだが
この本はなかなかできている
オリジナルの映画で枢軸国プロパガンダ、ホワイトプロパガンダと呼ばれている映画、そして名作である事は間違いないそして台詞が名言だらけなので
なかなか脚本をきづつけづに小説として描くのは難しいと思う
102分の映画を370ページの大作に仕上げた
そのわけは映画のシーン、演出の背景をモデルとなるヨーロッパの戦線の変化 経済 登場人物の立場背景をリアルに盛り付けをしていて 読み物として
良くできてるとおもいました
2011年1月2日
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幾山河: 瀬島龍三回想録
- 瀬島龍三
- 産経新聞ニュースサービス / 1995年9月30日発売
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あの瀬島龍三 自身の回顧録である
この本を読むまで瀬島龍三という人物は冷血な人間だとおもっていたが
とても、信心深く 人を愛している人 使命感を常にもった人なのだとおもいました。
総じて 呼称は さんや君である
そして苦難が人間を作るというのもわかる
大東亜戦争全般の一考察
「三百万人に及ぶ人名を失い、また先人が営々として気づいてきた領土を失い。他国に幾多の損害を与え、世界の信用を失墜し、・・・・・大東亜戦争は日本民族がなめた最大の不幸である。ただ、この戦争の結果、アジア各地が植民地支配から開放され、今日堂々と国造りに努め発展していることがせめてもの慰めである」
参謀として大本営の真ん中に立っていた男がこう総括していることにいろんな思いをいだきました。
画像は私のです
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戦略の本質: 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
- 野中郁次郎
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 / 2008年8月1日発売
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2011年8月13日