樋口一葉の文庫本一覧

プロフィール

1872年、東京に生まれる。本名なつ。92年、20歳で小説『闇桜』を発表。以降、96年に24歳で
亡くなるまで、『大つごもり』『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』などの名作を書いた。

「2016年 『漫画版【文語】たけくらべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樋口一葉の文庫本一覧のアイテム一覧

樋口一葉の文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)』や『にごりえ・たけくらべ (岩波文庫 緑25-1)』や『たけくらべ (集英社文庫 ひ 11-1)』など樋口一葉の全52作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)

1774
3.56

感想・レビュー

一葉が漱石・鴎外に比べて(たぶん)読まれていないのは、その文体がハードルだからだろう。かくいう私も、一葉は本書が初めて。長時間移動する機会ができたので(つ... もっと読む

にごりえ・たけくらべ (岩波文庫 緑25-1)

519
3.72
樋口一葉 1999年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

旧字体でなかなか頭に入ってこず、かなり苦戦したけれどなんとか読破。男性優位社会における女性たちの葛藤を描いた画期的な作品で、女性の社会進出に多大な影響を与... もっと読む

たけくらべ (集英社文庫 ひ 11-1)

485
3.85
樋口一葉 1993年12月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いつからだろう。うまく話せなくなったのは。 多分、それが恋のはじまりだったのだ。 もっと読む

大つごもり・十三夜 他五篇 (岩波文庫 緑 25-2)

231
3.76

感想・レビュー

わずか25歳で夭逝したにもかかわらず、時の紙幣に肖像が残るほどのことはある。 どの作品も味わいがあり、スリリングで情緒がある。当時の文化や言葉遣いがわか... もっと読む

ちくま日本文学013 樋口一葉 (ちくま文庫)

115
3.56
樋口一葉 2008年4月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「たけくらべ」と「空蝉」以降のみ。 人間の繊細な心理状態の描写が、こちらまで取り乱すくらいうまい。・・上記の作品以外がちょっと古文!?と思うくらい読みづ... もっと読む

樋口一葉 小説集

92
4.10
樋口一葉 2005年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

正直にぶっちゃける。 やっぱり文語作品は読んでもまったく内容がわからず、読んでみたものの2割も理解が及ばない…!しかし日本語の美しさは伝わってきて、意味が... もっと読む

たけくらべ,にごりえ (角川文庫 緑 7-1)

73
3.60
樋口一葉 1968年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どのお話も凝縮されていて無駄がなく、文章の美しさに惚れ惚れした。言葉少なな雅文体が想像をかきたて、哀しさが増す。また読み返したい。 もっと読む

明治深刻悲惨小説集 (講談社文芸文庫)

55
3.75
齋藤秀昭 2016年6月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代語訳みたいなラジオ聞いて原話読んでみたくてがんばったけど なんで・・・?ってゆうくらい最後に救いのないの小説集?なのかな。 『なんだったんだろう』と... もっと読む

たけくらべ (ホーム社漫画文庫)

30
3.50
山田せいこ 2010年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

花魁になる事を約束された主人公がお寺の住職の息子(のぶゆき)に恋する話。 お互い相思相愛だが、花魁になる前の綺麗な主人公(ミトリ)と間に溝ができてしまう。... もっと読む

ちくま日本文学全集 41 樋口一葉

29
3.55
樋口一葉 1992年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは難しかった。最初の「たけくらべ」を20ページぐらい読んで、これはカナワンと放り出していた。 こういう文章です。 龍華寺の信如、大黒屋の美... もっと読む

小説集-吉原の面影 (中公文庫 な 73-4)

21
3.50
永井荷風 2020年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなた、私の心が見えましょう 鏡花目的で購入したけれど、この編集考えた人天才。永井荷風の随筆と、そこで紹介された3作品を収録している。 でもやっぱり鏡花... もっと読む

たけくらべ (SDP Bunko)

13
3.00
樋口一葉 2008年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

たけくらべ=背比べ 幼馴染が、幼い頃に背比べをしてから綴られる恋愛小説。 吉原遊郭が舞台で、一葉の文章によって、街中が活気づく躍動感だとか色合いが鮮や... もっと読む

絵本たけくらべ (ちくま文庫 ひ 10-1)

10
5.00
樋口一葉 1996年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文章なのに映像が浮かび上がる。声も聴こえてくる気がして、そのうち主人公の胸の鼓動も伝わってくる。生涯わすれられない自分の思い出になる。 もっと読む

にごりえ・たけくらべ (1950年) (岩波文庫)

7
3.60

感想・レビュー

にごりえ 【ジェンダー 貧困 男女の恋愛 悲劇】 解説にある著者の時代や生活風景など時代背景がわかるとより良いと思います。 女性の不遇な人生の中で、何を... もっと読む
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