ほげちゃん

著者 :
  • 偕成社
4.28
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本棚登録 : 1233
感想 : 142
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032323702

感想・レビュー・書評

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  • シュールな話

  • ほげちゃん…全然かわいくないんだけど…
    そう思っていましたが、最近この本をよく目にするので読んでみました。
    5歳娘、7歳娘、はまりましたね。

    カバじゃないのよクマなのよ。
    おじさんから送られてきたぬいぐるみ、「へんなかおだなあ」ほんと、大人の感想はそれですよ。
    だけど、ゆうちゃん(1歳かな?)はめっちゃ気に入ってしまいましたね。
    四六時中連れまわされてなかなかの扱い。
    ある日のおでかけには「汚いから」とママの判断で置いていくことに。
    さあ、ほげちゃん、本性を現します。
    一緒にお留守番の猫のムウの驚いた顔もすごいです。
    ほげちゃんしっちゃかめっちゃか大暴れ。
    それは全部ムウのせいになってしまうんですが…

    最後はきれいに洗ってもらってほげちゃんご満悦。

    ふふふ、ほげちゃんかわいい…
    ほげちゃんの喜怒哀楽の激しさが大好きになってしまうポイントかもしれないですね。

    裏表紙見返しにはほげちゃんの型紙と作り方がありますよ。

  • ぬいぐるみが動きだしたのがびっくりした!

  • 3歳5ヶ月。よんで〜、と毎日のように持ってきます。

    表紙の絵を見た時は、かわいくないキャラに心惹かれなかったのですが、評価が高いので、全く期待せずに図書館で借りました。

    そしたら、まさかの展開で、めちゃくちゃおもしろいです!!かわいくないと思ってたほげちゃんが、今は可愛くて仕方ないです(笑)

    ぎったぎたのばっこばこ…作者のワードセンスが好きです(笑)
    子供も「ゆるせないーーー!!」と一緒に叫んでニコニコしてます。

  • まだ、3歳と1歳の娘が、ほげちゃんの型紙が、ついているのを見つけたらしく、一緒に作って欲しい!と、メールと写メが、送られてきて、、、、、

    表紙を見たら、「ほげちゃん」・・・
    これは、何の動物????
    何ともユニークな顔に、、、この世の物でない空想の動物なのか?と、、、、

    カバでなく、クマ・・・・!!!!

    久しぶりに読んでみて、笑ってしまった!
    足をつかまれ、パパのおならも、もろに受けて、忙しいママが、閉めたドアに挟まれ、ゆうちゃんは、オムライスのケチャップのついた手で触って、、、、、、
    それでもぬいぐるみのほげちゃんは、へこたれずにいたのだが、、、、
    皆が、お出かけした途端!何と、変身ぶり!!!
    どんだけ、散らかせばいいのか・・・
    最後には、冷蔵庫の中から、ケチャップを取り出そうとした瞬間、猫のムウにシシャモに飛びつかれ、落下してして、もろにケチャップまみれに・・・・

    でも、優しく洗って貰い、洗濯ばさみに挟まれて干されて綺麗になって、ほげちゃん幸せの顔に!!!!

    久々に絵本を見て 笑ってしまった。
    以前に、「コウペンちゃん」も なんでも肯定してくれて、励ましてくれるペンギンの絵本が、面白かったのだが、、、、

    なかなか この「ほげちゃん」のほげ~~~と、した顔が、人間が、いなくなると、変身したようになる所が、人間の裏表を見ているような・・・

    日々、余り、笑う事の無い私に、遠くから、笑顔をするようにと、教えてくれた絵本かも、、、と、思って、早速、後ろに載っている型紙で、ぬいぐるみ2体作成して、送った次第である。
    但し、独断と偏見で、少しでも可愛く見えるように、少し目を大きく、そして、3歳と2歳の子供が、掴み易いように ほんのわずか足の長さを長くして、、、(笑)

  • ←『続・摂食障害という生き方』

  • 最初は表紙に惹かれて買った絵本。中身もとってもおもしろかった!
    怒ると怖いほげちゃん。見てると自然と笑っちゃいます。
    子どもから大人までみんなに読んでほしいです!
    【13k089】

    ある日1つのぬいぐるみが届きます。
    「あれれ、へんなかお」
    「そうねえ。カバかしら?」
    こうして家族の一員になり、ほげちゃんと名付けられました。しかしある日、おいてけぼりにされて?
    【14k090】

  • MOEの絵本大賞特集を読んでいて、「あぁ、身に覚えがある~」と思い、即購入。
    童謡の「おもちゃのチャチャチャ」みたいな感じですが、
    もしかしたら小さい頃にお世話になったぬいぐるみさんたちはこんな思いだったのかな、と思ったり(笑)。
    丁度お正月に我が家に遊びに来た従姉の子が、まさにそうだったので、今度のお誕生日プレゼントにあげたいな。
    最後の一ページに、ほっこりさせられました。
    期待を裏切らないお話でした。
    [2012年1月3日購入]

  • 『こんとあき』がちょいとブラックになったようなお話。細かい書き込みがたまりません。ゆうちゃんが読んでいる本が「おはぎさん」、トマ太郎印のトマトケチャップ、新聞の記事が「いいひと、わるいひと、よさそうなひと、わるそうなひと、いいひとかもしれないひと、……わりといいひと、ましなひと……」、ママの好きな「いかにもバナナケーキ・バナナ100%198円」(そ、それはバナナじゃ!?)。ああ、やぎたみこ、好きだーっ!

  • 「ほげちゃん」という響き、このなんともいえないビジュアルに惹かれました。
    ほんわかしたマヌ…いや、かわいい顔をしていますが、読んでみると衝撃の展開!

    ブチ切れてからのほげちゃん、最高です。
    トイ・ストーリー的な展開かと思いきや……
    読みながら、思わず声を出して笑ってしまいました。

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著者プロフィール

兵庫県姫路市生まれ。武蔵野美術短期大学卒。第27回講談社絵本新人賞佳作を受賞後、『くうたん』でデビュー。シュールでとぼけた味わいの、独特の作風で注目を集めている。自作の絵本は「ほげちゃん」シリーズ『くらげのりょかん』『どんめくり』『やさいばたけカーレース』『きんたろうようちえん』『かえるのほんや』などがある。千葉県松戸市在住。

「2023年 『ほげちゃんとおばけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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