- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043625031
感想・レビュー・書評
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久しぶりにヒットした本。
「タマちゃんを食べようと思う」などの文章は秀逸。諸手放しでお勧めできる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メディア論。村上龍は自身の著書で「メディアには期待しない」と見限っていたが、森氏は「まだ手遅れではない」と微かに期待を抱いているようだ。両者の物言いはやや毛色の違うものだが、警鐘を鳴らしている事に変わりはない。メディアの作り手も受け手も共に考える事を放棄してはならない。
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表題にドキッ。
もちろん中身にも。 -
世界はどんどん変わっていき、これまで予想もしなかったいろんなことが(びっくりするようなことが)起きている。いいか、悪いか、とか、賛成か、反対か、なんてとても言えないけど「それってどういうこと?」「何が起きてるの?」って聞くことは私にもできるし、していきたいって思った。
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一気読みできないコラム集。一句一句が纏わりつく。
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「思考停止」
ああーこれだよ、これ!私が就活で、面接官に訴えたかった危機感(結局伝わらなかったけど)。と思って、平積みにされたこの本を手にとる。
筆者本人があとがきで書いてる通り、ほんと、全部言ってる事一緒。でも、それがすっごく大事なこと。
私は意図的に自らの思考停止をしてきた。だって、考えると辛いし苦しいし、大抵、100%納得できる答えはでない。そんな私にこの本は、「答えが出ないことを悩み続ける」事の大切さを教えてくれた。 -
森達也氏が好きになった一冊。
日本人の性質を鋭く指摘している。世界の人々が一人称の主語を失い、他者への想像力を欠乏させている、そんな現状。オウム事件から9・11事件まで何らの変わりもない世相。このままでは日本は、世界はまずいのではないか。 -
いまさらながら著者の存在を知りました。ずっとメディアについて疑問を感じていたのだけれど、これを読んで自分が感じていたもやもやとした疑問がすっきりしました。ぜひ、みんなにも読んで欲しい1冊。